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  1. スポーツ選手を支える仕事をするために!スポーツトレーナーだけじゃない、今注目のスポーツアナリストとは?

スポーツ選手を支える仕事をするために!スポーツトレーナーだけじゃない、今注目のスポーツアナリストとは?

【スポーツに関わる仕事】と聞くと、プロスポーツ選手やスポーツトレーナー・アスレティックトレーナーなどが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
実際にはスポーツに関わる仕事にはさまざまな業種があり、その中でもスポーツトレーナー・アスレティックトレーナーのようにプロスポーツ選手と直接関わり、競技を支えていく仕事はイメージしやすく人気が高いです。
プロスポーツ選手やプロスポーツチームを支える仕事として、近年注目が高まっている職業があることはご存じでしょうか?
アジリティー、球速、筋力などスポーツに関わるあらゆるデータを収集・分析し、改善のための対策を考え選手に還元することでスポーツチームをサポートする「スポーツアナリスト」を紹介します。
スポーツの戦略が高度かつ複雑になり、従来よりも効果的な戦略やトレーニングを模索し、最適なパフォーマンスを維持するための提案ができる「スポーツアナリスト」の存在はますます求められています。

目指す職業を検討中の方、スポーツ・医療業界に興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

詳細はオープンキャンパスでも説明しているので、詳しく知りたい方はオープンキャンパスへご参加下さい!

①スポーツアナリストとは?

プロスポーツ選手やプロスポーツチームを目標達成に導くために、情報戦略面で高いレベルでの専門性を持ってサポートするスペシャリストである「スポーツアナリスト」
スポーツアナリストは、日本では脚光を浴びはじめて10年くらいなので、まだ定義するのは難しい職業ですが、あえて表現するならば「選手及びチームを目標達成に導くために、情報戦略面で高いレベルでの専門性を持ってサポートする職業」であると考えます。選手個人やチームの意志決定者が必要とする情報をいかに最適な形にして提供できるか、がスポーツアナリストの主な仕事です。特にトップスポーツの現場では、データの収集・分析を元にした戦略構築が勝利を左右することも珍しくなくなり、アナリストの役割は、現代スポーツ界においてどんどん重要性を増しています。
直観や経験則とは異なる客観的事実に基づいた情報提供により選手個人やチーム全員の目標達成に貢献します。
《日本スポーツアナリスト協会(JSAA)より引用 http://jsaa.org/sports-analyst/》”

②スポーツアナリストが活躍するスポーツとは?

スポーツアナリストは、中学生や高校生、大学生などが所属する部活動でも馴染み深い競技でもあるサッカーや野球、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、テニス、ラグビーなど多くのスポーツで活躍しています。TVの試合中継などでもタブレット端末や高性能カメラを用いて分析する人を見たことがあるのではないでしょうか?所属するチームを勝利へ導くための戦略を練るために重要なデータを分析し、選手のパフォーマンス向上に貢献しています。
例えば、サッカーでは、選手の走行距離やパスの成功率などを分析して、チームの強化につなげます。また、バスケットボールでは、シュートの成功パターンやディフェンスの効率を分析することで、勝利に導く戦術を提案します。

分析することで選手がどのようにして成長しているのか、データを通じて知ることができます。スポーツアナリストになると、その裏側の科学を学び、自分の分析が選手やチームの勝利に直結することを実感できるでしょう。スポーツの世界で数学や科学がどのように活用されているかを知ることは、学校で学ぶ内容が実生活でどのように役立つかを理解する素晴らしい例です。

スポーツアナリストはただのデータ分析者ではありません。彼らはチームの一員として、勝利に向けて情熱を持って取り組んでいます。
記事を読んでくれているスポーツが好きな皆さん、ぜひこの興味深い職業に挑戦してみてはいかがでしょうか?
未来のスポーツ界を支えるのはプロスポーツ選手やごく限られた人々だけではありません。重要な役割を担うことができます!!

③スポーツ×テクノロジーで、スポーツアナリストができること

スポーツとテクノロジーの融合は、スポーツアナリストにとって革新的な変化をもたらします。
ここでは4つの可能性についてご紹介します。

① データ分析の進化
ビッグデータの活用により、選手のパフォーマンス・健康状態・心理状態までをも詳細に分析することが可能になります。これにより、個々の選手に最適化されたトレーニングや栄養プランを提供し、パフォーマンスの最大化を図ることができます。自らが気づかない日々の細微な変化もとらえられるようになり、効果が期待できるでしょう。

② 映像解析の高度化
あらゆる分野で導入が急激に進むAIを活用した映像解析では、個人の身体の動きや技術を細かく分析し、改善点を明確に指摘できるようになります。これにより、コーチングの質が向上し、選手の技術習得が加速します。選手自らが画像で比較分析できることで解析前後の比較も容易になり、より効果を感じることができるようになります。

③ バイオメカニクスの応用
動作を科学的に分析し、怪我のリスクを減らしながら効率的な動きを指導することができます。また、装着型センサーを用いて、選手の体の負担をリアルタイムで監視し、適切な休息やトレーニングの調整が行えます。パフォーマンス向上のためには日々のトレーニングと同時にケガ予防も欠かせません。自分では気づきにくい身体の不調や傷んだ部分をかばって無理な状態で行うトレーニングを防ぐことが期待できます。

④ 仮想現実(VR)と拡張現実(AR)の活用
VRやARを使って、実際の試合環境を模したトレーニングを行うことができます。これにより、精神的なプレッシャーに慣れたり、特定のシナリオでの対応力を高めたりすることが可能になります。練習と実践ではその場の雰囲気や感じるプレッシャーも大きく異なることは、スポーツ経験者であれば誰しも感じたことがあるかと思いますが、「試合のように練習する」をテクノロジー技術で可能にします。

⑤ パーソナライズドメディシンの展開
パーソナライズドメディシンとは、個人の体質や病気の特徴に合った治療を行うことです。身長や体重、育った環境や遺伝的疾患の可能性など、年齢や性別は一緒でもケガのリスクは一定ではありません。ゆえに同じトレーニングでも同様の効果が体験者全員に得られるとは限りません。個人の属性に合わせた医療技術を受けることは、治療の進行度にも大きく影響します。睡眠時間やストレス状況の計測を通じて、選手個人の体質に合わせた健康管理やトレーニング方法が提案できます。これにより、選手の能力を最大限に引き出すことができるようになります。

従来のトレーニングとは異なり、目で見えない細かな部分まで配慮し、より負担をかけず、パフォーマンスアップ効果を期待できるようになるでしょう。

④スポーツアナリストの可能性 アナリスト×医療

スポーツアナリストと医療の融合により、選手の健康とパフォーマンスの最適化が可能になります。
バイオメカニクス、生理学、栄養学のデータを統合し、ケガのリスクを低減しながら、選手の能力を最大限に引き出す個別化されたトレーニングプログラムを開発できます。
ウェアラブルデバイスやセンサー技術を活用して、リアルタイムで選手の体調をモニタリングし、疲労度、ストレスレベル、回復状態を評価。これにより、トレーニングの強度や内容を適切に調整し、選手の健康を維持しつつ、パフォーマンスを向上させることができます。
また、医療データの分析を通じて、怪我の原因を特定し、予防策を講じることも可能です。スポーツアナリストと医療の組み合わせは、選手の長期的なキャリアを支え、スポーツの質を高める新たな可能性を秘めています。

→『治療』の出来るスポーツアナリストとは
https://www.hht.ac.jp/news/61005/

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで、「スポーツデータアナリスト」「鍼灸師」について考える参考にしていただけたら幸いです。
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