【目次】
高卒と進学の違い、ご存知ですか?
消防士や救急救命士になりたいと考えている人にとって、高校卒業後にすぐ就職するのか、専門学校に進学するのかは大きな悩みどころです。
この記事では、2つの選択肢の違いを比較できるよう詳しく解説します。
高校卒業後すぐに就職する場合と、専門学校への進学がもたらすメリット・デメリットを見ながら、進学を考えるきっかけになるような内容となっておりますので最後までご覧ください。
高卒と進学の違い① 学びの深さと資格取得
学びの深さ
高卒で消防士として就職する場合、現場での実務経験を早期に積むことができます。
これは非常に貴重な経験であり、若いうちから現場での対応力を養うことができます。
一方、専門学校では、救急の知識や技術、消防の知識を学ぶことはもちろんですが、社会人として必要な人間力を高め、社会に出るための準備をしてから業界で働くことができます。
特に実践的なカリキュラムが充実していて、現場で即戦力となるスキルを身につけることができます。
学内のシミュレーション設備も最新であり、病院実習や消防実習があるため、実際の急病人やケガをした人に対して、観察や処置をする経験が可能なため、実際の現場に近い環境で授業を受けることができます。
資格取得
救急救命士になるまでの道のりには、大きな違いがあります。
最短で救急救命士として活躍するまでの道のりを説明します。
専門学校の場合は
1.専門学校3年間で救急救命士の資格を取得
2.消防学校(約半年間)で消防の勉強
3.病院や所属で研修
4.救急救命士として活躍
という流れです。
一方、高卒で消防へ入職した場合は、
1.消防学校で消防の勉強(約半年間)
2.消防学校で救急の勉強(250時間以上)
3.救急隊の経験(5年間または2000時間)
4.消防学校で救急の勉強(半年間)
5.救急救命士国家資格取得
6.病院や所属で研修
7.救急救命士として活躍
という流れです。
しかも、高卒の場合は、人事や自治体の状況次第で10年、20年後になる可能性や、救急救命士の資格取得ができない場合もあります。
そのため、専門学校で学ぶことが、救急救命士として活躍する一番の近道だという考え方を持つ方も多いのです。
高卒と進学の違い② 就職のしやすさ
高卒だと消防採用試験を受けられない地域もある?
消防職員採用というのは、ご存知の通り競争が激しい職種です。
しかし、専門学校を卒業することで就職の際に有利になることが多いです。
地方自治体の中では、採用募集条件の中に「救急救命士採用(国家資格を取得または取得見込の者が受験可能)」がある地域があります。
現在、救急の出動件数が増加しており、需要が高まっています。
消防隊や救助隊も救急の知識や技術を持つことが必要不可欠になっています。
そのため、自治体によっては、「救急救命士採用」でしか募集していないこともあります。
資格を持つことは、幅広い分野で人命救助ができるため、仕事のやりがいにも繋がります。
ちなみに、専門学校の多くは消防や病院の就職支援も充実しており、求人情報の提供や面接対策なども行っています。
国家試験受験見込みの有無で、受験地域に大幅な差があります!!
高卒と進学の違い③ 得られる仲間
専門学校では、「救急救命士を取得し就職する」という同じ目的を持った仲間と勉強します。
医療の勉強は難しいため、何度も困難な壁を仲間と共に乗り越えて、助け合うことで、深い信頼関係を作ることができます。
この同期が、卒業後に各地の消防で勤務して活躍していきます。
入職後は、各地の災害情報を交換ができたり、悩みがある時に相談でき、心の支えとなります。
高卒と進学の違い④ 学費と経済的負担
専門学校に進学するためには学費がかかりますが、奨学金制度や学費の分割払い、教育ローンの利用など、多くの選択肢があります。
特に奨学金制度では、成績優秀者や経済的に困難な学生に対して学費の一部を支給される場合もあり、多くの学生がこの制度を利用しています。
高度な専門知識と技術を現場に出る前に学べること、救急救命士取得見込で就職活動ができることなどを踏まえると、初期投資としての学費は十分に価値があると言えるのではないでしょうか。
国家試験の合格率は?
北海道ハイテクノロジー専門学校の2024年3月国家試験の合格率は95.9%!
見事に全国平均を超える結果となりました!
高い合格率は、安心の資格就職サポートがカギとなっています。
▷こちらの記事もCHECK!→【国家試験合格率95.9%】安心の資格就職サポートについて
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで、「救急救命士」について考える参考にしていただけたら幸いです。
第1回目の国家試験から30年以上にわたり受験生を支えてきた北海道ハイテクだから、あなたの目標が叶う!
今後の更新もお楽しみに!
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