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  1. 農業の未来を親子でつなぐ〜AIスマートアグリ学科在校生の保護者の方にインタビュー!〜

農業の未来を親子でつなぐ〜AIスマートアグリ学科在校生の保護者の方にインタビュー!〜

「息子の選ぶ道をサポートしたい」
ハイテクでスマート農業を学ぶ息子への思い

今回は在校生の保護者の方にインタビュー!
道内初のスマート農業学科「AIスマートアグリ学科」1年生 斎藤陸さん(北海道江差高校出身)のお父様、斉藤千億さんにお話を伺いました。

お話を伺ったのはこちらの方!

斉藤 千億(ちおく)さん
およそ40年間、厚沢部町で営農を続ける畑作農家。
16町ほどの耕地面積で、厚沢部町の名産「あっさぶメークイン」の種いもや、雑穀類を奥様とおふたりで育てる。手塩にかけて育てた作物の収穫をなによりの楽しみに、今日も農作業を続ける。

 

息子の陸さんは現在、授業の一環で作物の栽培にも取り組んでおり、作物の生育に対して千億さんに質問するなど、授業内容が親子のコミュニケーションのきっかけとなることも少なくないそう。
そんな陸さんについて千億さんは「息子が農業に興味をもってくれていることは嬉しく思います。ですが、農業はやはり大変なことも多いので息子に継いでほしい気持ちと、違う道を選択してほしい気持ちと正直半分半分ですね」とご自身の経験や苦労を踏まえて話します。
息子の陸さんには「農家に限らず、好きなことに取り組んでほしい」と考える千億さん。「厚沢部に戻り農業をしたいということであれば、営農は好きなようにさせたいです。以前は6次化にも興味があると話していましたが、私は親として息子がやりたいことを実現できるようできる限りのサポートをするのみです。専門学校で学んでいるスマート農業技術についても、出来る範囲で取り入れてみるのもいいと思います」とご子息の将来について穏やかな表情で話していました。

 

ご実家の農業について

①栽培しているものと規模(農園の大きさ)を教えてください

昔は水稲栽培のみでしたが、1993年の記録的冷夏によって大凶作となり、翌年から転作しました。転作当初は、いも、ビート、大小豆のほかに、かぼちゃやキャベツなどの野菜も栽培していました。現在は、種いもを5ヘクタール、小麦を7ヘクタール、種小豆・大豆を4ヘクタール、栽培しています。

②農業の魅力は?

秋の収穫は毎年楽しみです。質の良い作物がたくさん収穫できたときはうれしいですし、「来年もがんばろう」と思います。

③農業の大変さはどんなところ?

ここ4年〜5年は、毎年経験したことのない天候ばかりが続いているので、対策が難しいですね。2021年の夏は記録的な高温と少雨による干ばつで、種いもが十分に育たず、例年よりもサイズが小ぶりとなってしまいました。2020年は強風と台風の影響で種小豆の花が落ちてしまい、実りが悪く、収量も減りました。天候や自然災害に左右されてしまうところが農業の最も大変なところだと思います。日々の作業の中には重労働もあり、それも大変ですね。体力のいる仕事です。

④今後の農業経営の展望はありますか?

次男が農業に関心を持ち、将来は自分も農業に携わりたいと北海道ハイテクノロジー専門学校で農業を学んでいます。
もし家業を継いでくれるなら、好きなように農業をやってほしいと考えています。私と妻でこれまでの経験をもとに息子のサポートをしていくつもりでいます。

 

AIスマートアグリ学科について

①ハイテクを知ったきっかけを教えてください

北海道ハイテクノロジー専門学校のパンフレットを見た次男が、「オープンキャンパスに行ってみたい」と興味を示したことがきっかけです。

②オープンキャンパスにご参加いただいた際の印象は?

先生方が学校や学科のことをていねいに教えてくださり、すごく良い学校だなと感じました。他校も検討していましたが、その対応で次男も「ここで学びたい」と思ったそうで、最終的にはこれからの農業を学べるAIスマートアグリ学科を選びました。

③スマート農業のイメージを教えてください

「これからの時代の農業」なのだろうと思っています。私たちが実際に使っているわけではないですが、厚沢部町でも農薬散布用ドローンや自動操舵のトラクターを導入している農家がありますね。

④お子様がスマート農業を学ぶことへの期待を教えてください

スマート農業を学ぶことで、何がどう変わるのかは本人次第かなと思っています。正直なところ、私たちにはちょっと想像がつきませんね。ですが、幼い頃から農業に興味を持ち、繁忙期の農作業もよく手伝ってくれていましたので、農家の苦労は身を持ってわかっているはずです。そうした苦労が、学びのヒントになってくれれば良いなと思います。

⑤お子様には将来どんな職業人になって欲しいですか?

まじめに仕事をする人になってもらいたいです。農家を選ぼうが、他の職業を選ぼうが、仕事にしっかり向き合う姿勢が大切だと思っています。

 

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