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  1. ゆめちからパンプロジェクト! ~後編~

ゆめちからパンプロジェクト! ~後編~

恵庭産小麦「ゆめちから」を使用して、新しい<パン>の商品化を目指して試行錯誤を繰り返しておりましたが、ついにsign03鮮烈のデビューを飾りましたhappy02
パンの詳細はこちらsign03【ゆめちからパンプロジェクト! ~前編~】 ←クリックshine
ハイテクのバイオテクノロジー学科ではなぜ、恵庭産小麦「ゆめちから」「パンbreadの開発しているのか・・・。
その理由をバイオテクノジー学科の担当教員に尋ねてみました。

バイオテクノロジー学科には食品専攻があり、食の安心や安全のために食材の成分を調べ、特徴を知り商品に生かす教育を行っています。そんな中、恵庭という大地で学んでいるということを生かし、地域に貢献したいという想いから、恵庭産の小麦粉である「ゆめちから」での商品開発を始めました。

この取り組みは地域貢献だけでなく、学生教育にも大きな影響があるものだと考えています。パン作りを進めるうちに「なぜだろう」という疑問が生まれます。そこから理由を探し、試作を行う。それが次第にやりがいこだわりに変化していくのではないかと思います。この「なぜだろう」という疑問こそが「学生の成長」に繋がり、就職後にも活かすことの出来る経験となるはずです。
本来、何かを商品化するには学校を卒業し、就職をして経験を積むことでようやく成し遂げることが出来ます。しかし、ハイテクではこれまで授業の一環である商品開発実習で作ったパンを学内で販売してきました。今回の商品化によって学校という枠を飛び出し皆さんの元にパンを届けることが出来ました。小麦粉が変化してパンになっていく面白さや、皆さんからおいしいという声をいただく嬉しさやりがいを感じる学びがあるのがハイテクのバイオテクノロジー学科の強みだと考えています。
北海道・恵庭という大地に学び、【地域に貢献できる学び】を体現する。
これがハイテクの産学官教育です。このような取り組みを長く多く続けて行きたいと思います。