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  1. ★お酢の成分を分析~②!★

★お酢の成分を分析~②!★

こんにちはhappy01
若干の雲cloudはあるものの、暖かくて気持ちのよい恵庭の日曜日ですsun
さて、先日の実験の模様の続きですflair

お酢の中には「酢酸」という酸が入っていますflair
だからお酢はすっぱいんですね~wink
この「酢酸」がどれくらい入っているかを、「中和滴定」という操作で調べますshine
酸性+アルカリ性=中性 という 「中和」 の反応を利用していますpapersign01

酸性のお酢にアルカリ性の水酸化ナトリウムを加えていき、中和させていくとだんだんと中性の液体になりますscissors
でも、中和の反応が終わると、加えるアルカリ性の水酸化ナトリウムの方が多くなっていってしまいますsweat01

あらかじめお酢の方には、アルカリ性になったらピンク色になる「フェノールフタレイン」という薬品を加えておくため、
中和の反応が終わってアルカリ性が強くなると、ピンク色に変わるのですheart04
アラ不思議eyeshine

うっすらピンクになったら、成功shine
濃いピンクになってしまったら、ちょっと水酸化ナトリウムを入れすぎてしまったかなぁ~bearingということになりますflair
↓↓これは上手にいきましたscissors

実験の誤差が生じるのは普通のことなので、今回は3回同じ操作を繰り返しましたflair

真ん中は無色に見えますが、若干のピンク色になっているのですgood
なので、この2回目が一番上手にできたと言えますnotes

この後は、中和反応が終わるまでに加えた水酸化ナトリウムの量から、計算でお酢の中の酢酸の量を出しますflair

何度も何度も繰り返せば、それだけ実験の質、精度(信頼できる度合い)は上がりますupupup

この滴定は、いろいろな種類があるのですが、成分の分析には欠かせない大事な実験なので、基礎からじっくりと身につけてもらいますgoodheart02

というわけでしばらく1年生の実習は、「滴定」シリーズが続きますlovely

「化学が苦手」、「化学を選択していない」という高校生のみなさんflair
入学後に基礎からちゃんと勉強して実験しますので、心配しないでくださーいhappy01papernotes