お知らせ
  1. 北海道ハイテク&北海道エコと共同で「学習成果発表会」が開催されました!

北海道ハイテク&北海道エコと共同で「学習成果発表会」が開催されました!

北海道ハイテクノロジー専門学校のテクノロジー系学科と北海道エコ・動物自然専門学校との共同開催で2024年度の学習成果発表会が2月11日(火・祝)に行われました。発表会は全部でプレゼンテーション、ポスター発表・作品展示とパフォーマンスショーの3つに分かれています。学生だけではなく、企業の方々や講師の皆様にもお越しいただき、学生の研究成果を皆様の前で披露しました。

 

口頭発表・プレゼンテーション

口頭発表では、スライドを用いた10演題の研究発表が行われました。北海道ハイテクノロジー専門学校と北海道エコ・動物自然専門学校の両校から研究成果が発表され、会場での発表に加えて、Zoomでのライブ配信も実施しました。これにより、直接会場に来られない学生も含め、より多くの方々が発表を視聴できる環境を整えました。

北海道ハイテクの発表

発表内容は多岐にわたり、興味深い研究が多く発表されました。ITメディア学科の学生は、独自に開発したオンラインコミュニティー「HHT sec Nexus」とWebサイトの制作過程について詳しく解説し、AIスマートアグリ学科の学生は環境に優しい農業技術としてコーヒー抽出液による防除効果の研究成果を発表しました。また、宇宙・ロボット学科からは、3Dプリンターなどの最新技術を活用した球体型模型探査機の開発についての発表があり、会場の注目を集めました。

北海道エコの発表

エコの学生は主に動物飼育を学んでいる動物飼育学科の学生による口頭発表では、飼育動物に限らず、フィールドのオオジシギの繁殖や道内唯一の4年制学科である 「動物医療飼育学科」と一般社団法人「野生生物生息域外保全センター」との連携による沖縄固有陸産貝類・絶滅危惧種の保全に関する研究についての発表が行われました。

昨年エコの敷地内には日本で初となる「野生生物生息域外保全センター」が設置されており、学生たちは飼育下における希少野生動物の保全・研究の最前線で実践的に学ぶことができます。

どちらの学科の学生も最初のテーマ選定から、参考文献の閲覧、仮説を立て、実験を行い、実験結果から得た考察と今後の課題や展望を発表しました。学生たちのこれからの活躍が期待されます。

質疑応答では多くの質問をいただき、演者が資料を見せながら、丁寧に説明をしていました。分かりやすい言葉に置き換えて質問に答えている姿を見て、研究に一生懸命取り組んだからこそどんな質問にも自信をもって、自分の言葉で伝えることができるのだと感じました。

在校生にとって様々な分野の研究発表を聞いてみて、身の回りにあることで疑問に感じたことや、授業や日々の生活を通して、より今後の学校生活の中で、課題に取り組む姿勢がとても素敵でした。 また、1年生の学生が先輩たちの制作物を見学し、今後の進級制作や卒業制作の中でも自分らしいものを作ると意思表明した学生もいました。

ポスター発表・制作物展示

また、同じ校舎の別会場ではITメディア学科、宇宙・ロボット学科、AIスマートアグリ学科の2年生と3年生、エコの動物医療飼育学科の3年生によるポスター発表も同時開催されました。校舎1階のフリースペースでは、プログラミングやWebデザイン、デジタルコンテンツ制作など、各専門分野のブースで学生たちが熱心に説明を行い、来場者との交流を深めました。ITエンジニアを目指す学生が時間をかけて制作した3DCGアニメーションは、最新のモデリング技術を駆使した見る者を圧倒する迫力の作品でした。

 

鷹のフライトショーとドッグのパフォーマンスショー

動物のパフォーマンスショーは姉妹校の北海道エコによる発表でした。鷹のフライトショーとドッグパフォーマンスショーの2つが披露され、雪が降る中でしたが会場は熱気に包まれました。特に鷹のフライトショーでは、タカやフクロウが観客の目の前で見事な飛翔を披露し、その優雅な姿に多くの来場者が魅了されました。タカやフクロウたちは、学生の合図又はサインで飛び、迫力のあるパフォーマンスを見せてくれました。

当日は予定時間の直前から吹雪が始まり、フライトショーの実施が危ぶまれる状況となりました。しかし、発表学生たちは天候の変化に柔軟に対応し、動物たちの体調や安全性を慎重に確認しながら、プログラムを進行さ、無事に成功させることができました。

続くドッグショーでは、学生たちがパートナードッグとの絆を存分に発揮しました。日々の訓練の成果として、高度な技やアクロバティックな演技を披露し、会場を沸かせました。特に、複数の犬による連携プレーや、学生と犬の息の合った動きは、長期間にわたる信頼関係の証であり、観客を感動させる素晴らしいパフォーマンスとなりました。

 

最後に

学生の皆さんが1年間、あるいはそれ以上の時間をかけて取り組んだ研究や制作が、本日の発表会で学校生活の集大成となりました。発表を通じて、学生一人一人の成長と努力の成果を実感することができました。これからも社会に優秀な人材を輩出できるよう、教職員一同全力で支援してまいります。本日は、お忙しい中ご来場いただきましたご来賓の皆様、そして発表会の運営にご協力いただいた全ての関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。