【目次】
デザイナーになるために
あなたは昔から絵を描くのが好きでしたか?それとも物づくりが好きでしたか?
デザインの世界は現在、多岐にわたり、あらゆる場面で私たちの生活を豊かにしています。
しかし、「未経験からデザイナーになれるのか?」と疑問に感じる人も多いとおもいます。
特別な才能がないとデザイナーになれないのでは?センスがないけどデザイナーになれるの?
この記事では、未経験からデザインの道を歩み始めるための具体的なステップを解説し、大学や専門学校がどのようにその夢の実現に役立つかを説明いたします!
デザインの仕事も様々なものがある
未経験からデザイナーになるためには、まずデザインとは何かを理解することが大切です。
その上で、どのデザイン分野に興味があるかを探ることも非常に重要になってきます。
ここでは、デザイン分野を簡単にご紹介します。
グラフィックデザイナー
雑誌や書籍、商品パッケージ、ポスターや看板など、主には広告や宣伝に関するデザインを扱います。
広告代理店や制作会社、デザイン事務所のほか、企業の制作部などに所属する人もいます。
平均年収は449万円と比較的高い傾向にあります。
※求人情報サイト 求人ボックス参照
ウェブデザイナー
ウェブサイトのデザインや制作を担当する仕事です。
デザインを考えるだけでなく、サイトの設計やコーディング(デザインを元にウェブサイトを構築する作業)を行うこともあります。
平均年収は340万円程と言われています。※求人情報サイト 求人ボックス参照
リモートでの仕事も多く、幅広い方が活躍できるのも特徴です。
インテリアデザイナー
建物・乗り物の内装や、家具・インテリア雑貨などを含めた、空間を総合的に設計する仕事です。
依頼者や建築業者とも相談しながら、快適な空間を作り出すことを目的としています。
平均年収は449万円と言われています。
※求人情報サイト 求人ボックス参照
プロダクトデザイナー
身の回りにある家具や架電、文房具など様々な製品の形やデザインを決める仕事です。
有名なものだと、自動車のカーデザイナーなどがあります。
見た目の良さだけでなく、機能性も含めたデザインが必要になります。
平均年収は672万円と高い傾向にあります。
※求人情報サイト 求人ボックス参照
ゲームデザイナー
画面やキャラクターのデザインだけでなく、ゲームの企画部分から関わることも多い仕事です。
プロデューサーやディレクターと一緒になり、企画を具体的な内容に落とし込んでいきます。
平均年収は450万円で比較的高い傾向にあります。
※求人情報サイト 求人ボックス参照
UI/UXデザイナー
UI(ユーザーインターフェース)、UX(顧客体験)をデザインする仕事です。
主にはウェブサイトやアプリのデザインに関わり、使いやすく快適なシステムやビジュアルを作ることで、サイトやアプリを使う人の体験をより良いものにする仕事です。
平均年収は594万円と比較的高い傾向にあります。
※求人情報サイト 求人ボックス参照
このように、一言でデザイナーと言っても幅が広く、選択肢は無限大です。
自分の好きなデザインについて学ぶことで、将来のキャリアパスを見つけ出す手がかりになると思います!
デザイン分野が決まったら基礎スキルの習得
デザイナーとしての基礎を学ぶことは、未経験者にとって最も重要なステップです。
ここでは、デザインの基本となるスキルを解説します。
色彩理論
色はデザインにおいて、非常に重要な要素です。
色の組み合わせは無限にあるため、色の組み合わせ方でどのような印象をもたらすか等を知り、色を使いこなす必要があります。
タイポグラフィ(文字装飾)
文字の種類や太さ、文章のレイアウトなどを整えることでメッセージを伝えやすくする技術です。
フォントを変えて大きく印象を変えたり、協調すべきことの色や大きさを変えるなどし、伝えたいことをしっかりとユーザーに伝える技術です。
レイアウトの原則
限られたスペースの中で、情報をどのようにレイアウトするかもデザイナーの重要なスキルです。
まずは、整列、近接、反復、強弱、の基本原則を学ぶことから始めます。
いかがでしょうか?デザインといっても、様々な技術があります。
しっかりと基本を学ぶことで、作品を作り出すための土台を築くことができます。
そしてなにより最初は楽しみながら作ることに力を注ぐと良いと思います!
デザインを学ぶ場所はどこが良い?
デザインを学べる場所は、たくさんあり、どこが良いのか迷うこともあると思います。
ここでは、それぞれの場所の利点を解説していきます。
専門学校で学ぶ利点
専門学校は、デザインの基本から応用までを体系的に学べる場所です。
経験豊かな講師から直接学べるだけでなく、業界の最新のトレンドやソフトウェアを実践的に学ぶことができます。
また、在学中から実際のプロジェクトに取り組むことで、ポートフォリオを構築し、未経験からでもデザイナーとしてのキャリアを築くための強固な基盤を作ります。
デザインに興味があるけど経験が無いので不安、という方には専門学校は利点が大きい場所です。
大学で学ぶ利点
大学でのデザイン教育は、広範な学問領域に触れることができることが利点です。
理論的な基礎や歴史的背景にも深く踏み込んでいます。
こうした幅広い知識は、デザイン思考を養います。
また、多様な学際的コースを通じて、異なる分野とデザインとの関連性を探求することもできます。
他分野の知識がデザインに新たな視点をもたらし、独自性のある作品を生み出すためのインスピレーションに繋がることがあります。
デザインスクールで学ぶ利点
デザインスクールでは、自分の欲しいスキルだけを効率的に学べることです。
既に経験があるけど、キャリアアップのために追加のスキルを身につけたい時に、お金や時間を効率的に使うことに向いています。
また、同じようにデザイン経験者が集まるので、人脈を形成することもでき、その後の仕事に繋がることもあります。
ポートフォリオの制作
デザイナーにとってポートフォリオは、自身のスキルとセンスを見せるための必須のツールです。
実際の作品を通してあなたのスキルを見せることで、就職活動やクライアントに能力をアピールすることができます。
デザイナーとして就職を目指すのであればポートフォリオは必須になるのでぜひ覚えておきましょう!
最近ではWEBによる作品集も増えてきています
結論
未経験からデザイナーになる道は、決して簡単ではありませんが、デザインをやりたい!何か作りたい!という気持ちがあれば、夢を実現することができます!
大学、専門学校、スクール、独学。自分が一番モチベーションを維持できそうな進路を選んで夢を実現しましょう!
あなたの進路をサポート
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