2025年1月12日、本校のITメディア学科ドローン専攻の3年生3名が、産学連携活動の一環として、北海道猟友会および株式会社CDP北海道と協力し、札幌市内の冬山で行われた鹿の捕獲の実証実験に参加しました。
近年、北海道内では鹿が山から住宅地に出没するケースが増加し、農作物への被害や、車との衝突による死亡事故などが深刻化しています。このような背景を受け、最新技術を活用した鹿の捕獲が注目されています。
今回の活動では、ドローンを上空に飛ばし、空中からサーモセンサーなどを用いて鹿の位置を特定しました。この映像は本部へリアルタイムで転送され、分析の結果がハンターの手元モニターに伝達される仕組みです。
従来は、ハンターが自力で鹿の足跡や痕跡を探す必要がありましたが、ドローンを導入することで、鹿の発見が格段に効率化しました。
増え続ける鹿問題の解決には、こうした最新技術の活用が不可欠です。ハンターの方々からも、「より安全に、効率的に捕獲を行うために、ドローンの活用に大きな期待を寄せている」との声をいただいています。
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