お知らせ
  1. プロスポーツ選手をサポートする『スポーツ鍼灸』とは?

プロスポーツ選手をサポートする『スポーツ鍼灸』とは?

 

プロスポーツ選手のサポート方法は多岐にわたり、その中でも医療資格を有し行うコンディショニングはプロスポーツ選手にとって重要です。その中でも、ケガの治療や予防まで幅広く効果があるスポーツ鍼灸への注目が高まっています。
スポーツ鍼灸は、スポーツ医学と鍼灸療法を組み合わせたアプローチで、アスリートのパフォーマンス向上やケガの予防・治療を目的としています。以下に、鍼灸師とスポーツの関係についていくつかのポイントを挙げてみます。

目指す職業を検討中の方、スポーツ・医療業界に興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

詳細はオープンキャンパスでも説明しているので、詳しく知りたい方はオープンキャンパスへご参加下さい!

①『スポーツ鍼灸』がアスリートへ与える影響

プロのアスリートのパフォーマンス向上やケガの予防・治療に特化した鍼灸の応用が「スポーツ鍼灸」です。その主な特徴や役割を5点ご紹介します。

1.ケガの予防と治療: スポーツ鍼灸師は、アスリートの身体の状態を評価し、ケガのリスクを軽減するための施術や運動プログラムを提供します。また、怪我をした際には、早期の治療やリハビリテーションを行い、復帰までの期間を短縮するサポートを行います。

2.パフォーマンス向上: スポーツ鍼灸は、筋肉の疲労や緊張を軽減し、身体のバランスや柔軟性を最適化することで、アスリートのパフォーマンスを向上させることができます。これにより、力の発揮効率や運動能力が向上し、競技における成績向上につながります。

3.トレーニングサポート: スポーツ鍼灸師は、アスリートのトレーニングプログラムに合わせて、身体の状態を管理し、トレーニング効果を最大化する支援を行います。適切な施術やアドバイスにより、トレーニング中の身体の負荷を管理し、過剰なストレスや怪我のリスクを低減します。

4.メンタルサポート: ケガや競技中のストレスなど、心理的な負荷もアスリートには存在します。スポーツ鍼灸師は、アスリートのメンタル面にも配慮し、リラックスや集中力の向上を促進する施術やアドバイスを提供します。

5.継続的なケアと管理: スポーツ鍼灸師は、アスリートの身体状態を継続的にモニタリングし、必要に応じて施術やアドバイスを調整していきます。これにより、アスリートが常に最適な状態で競技に臨むことができます。

総括すると、スポーツ鍼灸はプロスポーツ選手のパフォーマンス向上や怪我の予防・治療に特化したサポートを提供することで、競技活動の成功に貢献します。

②『スポーツ鍼灸師』が注目されている理由

スポーツ鍼灸は、スポーツ医療の一環として注目されている専門分野です。実践するのは「鍼灸師」と呼ばれている有資格者です。「鍼灸師」は通称で、正式名称は「はり師」「きゅう師」という2つの資格から成り立っています。これらの資格は①養成課程を持つ専門学校や大学に3年間ないし4年間通い②卒業③国家試験合格の3つが揃うと取得することができます。スポーツ鍼灸のプロフェッショナルは、鍼灸の技術を活用して、アスリートのパフォーマンス向上やケガの予防・治療をサポートします。そのため、スポーツ鍼灸師として活躍している人々は次のような特徴を持っています。

1.鍼灸の専門知識と技術: スポーツ鍼灸師は、鍼灸の基礎知識や技術を習得した上で、スポーツ医療に特化した知識や技術を身に付けています。これにより、アスリートの身体的なニーズに合わせた施術を行うことができます。

2.スポーツ医療の知識: スポーツ鍼灸師は、スポーツ医療に関する知識を持ち、競技特有の怪我やトレーニングの影響について理解しています。これにより、アスリートの状態を総合的に評価し、適切なケアを提供することができます。

3.コミュニケーション能力: アスリートとのコミュニケーション能力も重要です。スポーツ鍼灸師は、アスリートのニーズや目標を理解し、共同でケアプランを立てるために、コミュニケーションスキルを磨いています。

4.トレーニングとリハビリテーションの知識: スポーツ鍼灸師は、トレーニングやリハビリテーションの原則や方法についても知識を持っています。これにより、アスリートがケガから回復し、最適なパフォーマンスを発揮できるよう支援します。

スポーツ鍼灸は、従来の鍼灸療法をベースにしつつも、スポーツ医学やスポーツトレーニングの理論を取り入れ、アスリートのニーズに合わせた効果的なケアを提供することを目指しています。そのため、競技者やチームのトレーナーや医療スタッフと協力し、アスリートのパフォーマンス向上と健康管理に貢献しています。

③「医療資格×データ活用」~これからのスポーツ鍼灸の可能性~

データ活用をしたスポーツ鍼灸の可能性は、アスリートのパフォーマンス向上やケガの予防・治療において大きな進歩をもたらすことが期待されます。以下に、その可能性についていくつかのポイントを挙げてみます。

1.パフォーマンスデータとの統合: アスリートのトレーニングや競技中のパフォーマンスデータを活用し、身体的な弱点やリスクを特定することができます。スポーツ鍼灸師は、このデータを基に、鍼灸施術やトレーニングプログラムをカスタマイズすることで、アスリートのパフォーマンス向上に貢献します。

2.生体情報のモニタリング: 生体情報センサーを活用して、アスリートの身体状態をリアルタイムでモニタリングすることが可能です。例えば、筋肉の疲労や緊張、血流量などの情報を取得し、鍼灸施術の効果を評価することができます。

3.予防的なケアの提供: データ分析を通じて、アスリートのケガのリスクを予測し、予防的なケアを提供することが可能です。例えば、特定の動作や運動パターンがケガの発生と関連している場合、それを改善するための鍼灸施術やトレーニングを行うことができます。

4.リハビリテーションの最適化: アスリートのケガの治療やリハビリテーションにおいても、データ活用が役立ちます。怪我の種類や回復の進捗状況に応じて、最適な鍼灸施術やトレーニングプログラムを設計し、効果的なリハビリテーションをサポートします。

5.個別化されたケアプランの作成: データ活用によって、アスリートごとに個別化されたケアプランを作成することが可能です。身体的な特徴やパフォーマンス目標、ケガの歴史などを考慮し、最適な鍼灸施術やトレーニングプログラムを提供することで、アスリートのニーズに合ったケアを実現します。

総括すると、データ活用をしたスポーツ鍼灸は、アスリートのパフォーマンス向上やケガの予防・治療において、より効果的なケアを提供する可能性があります。データと鍼灸の知識を組み合わせることで、より科学的なアプローチが可能になり、アスリートの健康とパフォーマンスを支える新たな手法が生まれるでしょう。

④スポーツアナリストの可能性 アナリスト×医療

スポーツアナリストと医療の融合により、選手の健康とパフォーマンスの最適化が可能になります。
バイオメカニクス、生理学、栄養学のデータを統合し、ケガのリスクを低減しながら、選手の能力を最大限に引き出す個別化されたトレーニングプログラムを開発できます。
ウェアラブルデバイスやセンサー技術を活用して、リアルタイムで選手の体調をモニタリングし、疲労度、ストレスレベル、回復状態を評価。これにより、トレーニングの強度や内容を適切に調整し、選手の健康を維持しつつ、パフォーマンスを向上させることができます。
また、医療データの分析を通じて、怪我の原因を特定し、予防策を講じることも可能です。スポーツアナリストと医療の組み合わせは、選手の長期的なキャリアを支え、スポーツの質を高める新たな可能性を秘めています。

→『治療』の出来るスポーツアナリストとは
https://www.hht.ac.jp/news/61005/

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んで、スポーツに関わるお仕事、「はり師」「きゅう師」「鍼灸師」について考える参考にしていただけたら幸いです。
道内唯一!2022年度はり師・きゅう師 国家試験合格率100%の北海道ハイテクだから、あなたの目標が叶う!
今後の更新もお楽しみに!

学科情報はこちら

鍼灸師を目指すならハイテクへ!
各種手厚いサポートや機材・実習の様子を見学にいらしてください!
▼学科紹介ページはこちら▼