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  1. 救急救命士とは?どんなお仕事なのかを解説!【2023年最新】

救急救命士とは?どんなお仕事なのかを解説!【2023年最新】

①救急救命士とは?

現場及び病院への搬送の途中、救急車などの中で、救護行為を行う仕事です。
また、生命の危険のある病気やけが人に対しては、特定医療行為を含む必要な救急救命処置を行います。
消防機関に所属していない救急救命士もいるが、ここでは主に消防署に勤務する救急救命士について記載します。

事故などが起こると消防本部の指令センターから指令を受け、救急車などに乗って現場に急行します。
傷病者の症状を確認し、その場で必要な応急処置を行い、救急車に収容し、搬送先の病院に向かいます。

その車内においては、聴診器による心音・呼吸音の確認、心電図の測定、酸素吸入器による酸素吸入、自動体外式除細動器(AED)による除細動などの処置を行います。
更に、専用端末で救急指導医師の指示を受けながら、輸液や気管内チューブによる気道確保などの救急救命処置を行うこともあります。

病院に到着してからは、傷病者を病院の担当者に引き継ぎ、症状や応急処置の内容を医師に報告します。
その後は署に戻って報告書を作成し、次の出動に備えます。
救急現場の場所によってはヘリコプターで出動することもあり、機内において処置をする場合もあります。

また、救急救命士の資格を有しているが消防機関に所属していない救急救命士も増えており、病院、ドクターカー、ドクターヘリの診療補助などの場面でも活躍しています。

出典:job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))

 

②救急救命士になるには?どんな資格?

救急救命士になるには、2つの方法があります。

1つ目は高校卒業後、消防士になり救急隊員の資格をとり5年間又は2,000時間の現場経験を積み、救急救命士養成所で半年間研修を受け国家試験を受ける方法です。
2つ目は高校卒業後、救急救命士学科のある専門学校か大学で3〜4年学び国家試験を受ける方法です。

▼救急救命士ってどんな資格?▼
生命が危険な傷病者が病院へ搬送されるまでの間や病院到着後、入院するまでの間に救命処置をすることができる「救急現場のスペシャリスト!」
医師の指示の下に救命処置ができる医療系国家資格です。

ちなみに、公務員になるには

・消防〜消防本部毎の採用試験を受ける
・警察〜都道府県で行う採用試験を受ける
・自衛隊〜国で行う採用試験を受ける
・海上保安庁〜国で行う採用試験を受ける

といったパターンがあります。

 

③救急救命士ってどんなお仕事なの?

災害時に活躍する仕事です。

救急救命士が活躍するのは消防、警察、自衛隊、海上保安庁などの災害現場の第一線で真っ先に駆けつけ救出し、医療行為を行いながら病院へと命を繋ぐ仕事です。
また最近は病院で活躍する救急救命士も増えており、救急医療チームの一員と傷病者の命を守っています。

一言でいうと…
誰かを救いたい想いを叶える仕事

目の前で誰かが倒れた時、あなたは何ができますか?
冷静に状況を判断し救命処置を行いながら人を助ける。
家族、友人、知人、見ず知らずの人、、、命に重いも軽いもない、どんな人でも助ける。
それが救急救命士のお仕事だからです。

 

④救急救命士の給与って?

初任給は16万円〜20 万円です。

公務員になる人が大半であり、給料は毎年確実に上がっていくところが特徴です。

階級制であり、一定期間毎に昇任試験を受けることができ、平等に昇任のチャンスがあるお仕事です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。一口に「救急救命士」と言っても、働く場所によって働き方や仕事の内容に違いがあることがおわかりいただけたかと思います。

この記事を読んで、自分の目指す“救急救命士像”を考える参考にしていただけたら幸いです。

お仕事については、オープンキャンパスでも解説しているので、もっと詳しく知りたい方はお気軽にご参加ください。

 

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