【目次】
①柔道整復師とは?
一言でいうと、「整骨院」「接骨院」の先生が柔道整復師です!
ねんざや骨折、脱臼、捻挫、打撲、肉離れなどの「ケガ」を治します。
つまり、「ケガ」治療のスペシャリストです!
骨折や脱臼など様々なケガに対して、包帯で固定することや、テーピングを活用した治療法もあります。
場合によっては手術をせずに手で元に戻す治療も自分の判断で行うこともできます。
また治療だけではなく、トレーニングやストレッチといったリハビリを行うなど、薬を使わず患者さんの自然治癒力を最大限に導く治療を行います。
②柔道整復師になるには?
高校を卒業した後、柔道整復師養成施設として認定されている大学や短大・専門学校で3年以上学びます。
必要な科目を習得したあと、柔道整復師国家試験を受験し合格を目指します。
国家試験に合格後、柔道整復師として活躍することができます。
③「整体師」と何が違うの?
大きな違いは柔道整復師が医療の「国家資格」であるのに対し、整体師は国家資格ではありません。
そのため整体師ではケガをしてしまった人に対して行う医療行為を行うことができません。
④柔道整復師の給与って?
地域・勤務先もよりますが新卒でおおよそ20〜25万程度となっています。
また、柔道整復師は独立開業することもできるので頑張った分だけ収入を得ることも可能です。
⑤柔道整復師の仕事の幅は?
仕事幅は多岐にわたります。
①整骨院・接骨院・整形外科クリニックで働く
この形での活躍が割合としても多いですが、病院の整形外科で勤務する柔道整復師もいます。
②スポーツトレーナーとして働く
「柔道」整復師とあるとおり、もともとは柔道の治療として始まった手技(治療)のため、現在も多くのスポーツ分野のケガ治療に採用されています。プロスポーツチームの専属トレーナーとして活躍されている柔道整復師以外にも、トレーニングジムやスポーツクラブにも同様に専属として勤務するケースもあります。
③デイサービスなどの福祉介護施設で働く
最近ではデイサービスなどの介護施設で身体の痛みを取ったり、運動機能の回復を行う「機能訓練指導員」としてリハビリの対応を行う事もあります。介護老人福祉施設にて生活している高齢者へのリハビリや、デイサービスといった訪問介護など活躍の幅が広いお仕事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。一口に「柔道整復師」と言っても、働く場所によって働き方や仕事の内容に違いがあることがおわかりいただけたかと思います。
この記事を読んで、自分の目指す“柔道整復師像”を考える参考にしていただけたら幸いです。
今後の更新もお楽しみに!