地域医療・救急医療の未来を支える学びの拠点

【目次】
救急救命士学科の取り組み
北海道ハイテクノロジー専門学校救急救命士学科では、地域医療・救急医療の発展向上を現場から支える人材育成を目指し、実践的かつ継続的な学びの機会を提供しています。その象徴的な取り組みが、病院前産科救急に対応する専門研修「BLSO(Basic Life Support in Obstetrics)プロバイダーコース」への協力です。

周生期医療の質向上を支えるNPO法人OPPICの取り組み
この研修を推進しているのが、NPO法人 周生期医療支援機構(OPPIC)です。同法人は、妊産婦や新生児を取り巻く周生期医療の質向上を目的に、医療従事者向けの教育・研修や多職種連携の推進、地域に根ざした支援活動を行っています。特に、救急現場や病院前医療における産科救急対応の重要性に着目し、全国各地で実践的な研修を展開しています。

病院前産科救急に対応するBLSOプロバイダーコースとは
BLSOは、日常的には妊産婦や新生児に関わる機会が少ない救急隊員や救急救命士、医療従事者が、突発的に発生する産科救急の現場に適切に対応できる力を身につけることを目的に開発された研修です。少子化が進む一方で、地域によっては周産期医療体制が限られており、病院前での初期対応が命を左右する場面も少なくありません。こうした背景から、専門的な知識と判断力を備えた人材の育成が求められています。研修では、分娩介助や新生児蘇生、女性傷病者の評価を、講義と実技を組み合わせたワークステーション形式で学習。さらに多職種による症例検討を通して、チーム医療の重要性を実践的に学びます。

卒業生と在学生が関わる学びの循環
本校は研修会場を提供するとともに、消防など第一線で活躍する卒業生がインストラクターとして参加し、地域の医療・救急医療の質向上を現場から支えています。一方で、卒業生の中には、さらなる知識や技術の習得を目的に受講者として研修に参加する方もおり、「教える立場」と「学び続ける立場」の両面で関わっている点が大きな特長です。現場経験を重ねながら指導者として成長していく卒業生の姿は、後に続く在学生にとっても大きな目標となっています。

地域と現場をつなぎ、未来の医療を支える人材育成へ
また、在学生も研修に参加し、学生時代から医師・看護師・助産師など多職種と関わることで、現場で求められる視点や連携力を体感的に学んでいます。卒業後も学び続け、地域と業界に貢献できる救急救命士を育てる――。教育機関として地域と現場をつなぎ、未来の医療を支えることが、本校救急救命士学科の使命です。

