2025年5月17日（土）、札幌・大倉山ジャンプ競技場にて開催された、世界屈指のヒルクライムレース「Red Bull 400」において、本校の学生たちが【学生リレー部門】に出場しました。
また、イベントを支えるボランティアとして、救急救命士学科の学生が救助隊に、鍼灸・柔道整復学科の学生がコンディショニングブースに、ITメディア学科ドローン専攻の学生が空撮部隊として参加しました！
出場・運営・記録、すべての現場で本校学生が活躍し、「学びを実践に活かす」姿を発信してくれました。
【目次】
Red Bull 400とは？
「Red Bull 400」は、全長400m・最大斜度37度のジャンプ競技場を駆け上がる、世界で最も過酷なヒルクライムレースです。オーストリアで始まり、現在では世界各国で開催。日本では札幌の大倉山ジャンプ競技場が舞台となっています。
一般ランナーからプロアスリートまで幅広い層が出場し、チームリレー部門や学生リレー部門も設けられており、若い世代の挑戦の場としても注目されています。
午後からの学生リレー部門では、本校の学生チームが出場。小雨により足元が滑りやすいコンディションでしたが、最大斜度37度の坂を力強く駆け上がり、見事にゴール！
「本気で走ったからこそ見えた景色がある」
「バトンをつなぐ瞬間、仲間の存在を強く感じました」
彼らの全力の挑戦に、観客からも大きな声援が送られました。
現場対応の最前線へ！救助隊ボランティア（救急救命士学科）
当日は「救助隊」として、救急救命士学科の学生がイベント運営の安全面をサポート。参加者の転倒や体調不良への初期対応を行い、プロのスタッフと連携しながら迅速に動いていました。
「現場での判断や対応力が本当に試されました」
「緊張感のある環境が、実際の仕事をよりリアルに感じさせてくれました」
まさに“実践の学び”の真っただ中で活躍した姿が印象的でした。
選手を支える！鍼灸・柔整のコンディショニングブース
大会当日には、スポーツ鍼灸アナリスト学科と柔道整復学科の学生が、出場選手向けに【コンディショニングブース】を開設。ストレッチや筋肉の調整、テーピングや軽度の施術などを提供し、選手のパフォーマンス向上とケガ予防に貢献しました。
「選手の方が“軽くなった！”と笑顔になってくれてうれしかったです」
「知識だけでなく、対応力も問われる現場でした」
こうしたサポートの積み重ねが、選手たちの最高のパフォーマンスにつながっています。
上空から救護をサポート！ITメディア学科 ドローンチームも出動
そして今回、新たな取り組みとして活躍したのがITメディア学科 ドローンを学ぶ学生たちです。彼らは空撮部隊として、ジャンプ台全体の俯瞰映像や全ヒートを記録しながら転倒やリタイヤした選手を上空からサポートし、地上の運営本部や救護室にドローン映像をリアタイムで提供。
「風速や天候の変化を読みながらの操作は緊張感がありました」
「撮影後に“これはカッコいい！”と言われたのが励みになりました」
映像制作や空撮技術を学ぶ学生たちが、実際の大型イベントで全ヒートを空撮を通して救護と連携する初の試みという貴重な経験となりました。
出場する人も、支える人も、すべてが学びの場
「Red Bull 400」は単なるスポーツイベントではなく、挑戦・支援・記録と、あらゆる形で学生の学びが活かせる“実践教育のフィールド”です。
本校では、こうしたリアルな体験を通じて、学生一人ひとりが自分の専門性を深め、将来への一歩を確実に踏み出せる環境を整えています。大会に関わってくださったすべての皆様、そして学生たちを応援してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
これからも本校では、教室の外での「学び」を大切にし、学生たちの成長と挑戦を発信してまいります！
