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  1. プログラマになるには?学校選びのポイントや必要なスキルを知ろう!

プログラマになるには?学校選びのポイントや必要なスキルを知ろう!

プログラマは独学でも就職可能ですが、多くの方は学校で知識や技術を学んでプログラマを目指します。プログラマになるための学校はたくさんあり、学校により学べる内容が異なるため学校選びのポイントを知っておく必要があります。
そこで今回は、プログラマの学校の探し方について解説します。プログラマとして取得すべきおすすめの資格なども解説するため、プログラマを目指している方はぜひ参考にしてください。

プログラマとは?

プログラマとは、プログラミング言語を用いてサイトを構築したりアプリを開発したりする仕事のことを指します。プログラマの仕事の幅は広く、開発や管理、保守などいろんな分野があるため、どのようなプログラマになりたいかを事前にイメージしておくことが重要です。

主な仕事内容

プログラマの仕事内容はたくさんあります。ここでは、コーディングやテスト、バグ修正の3つに分けて仕事内容を解説します。

コーディング

プログラマと聞くと、コーディングをイメージする方が多いかもしれません。コーディングとはプログラミング言語を用いて、webサイトやアプリ制作にかかわるコードを書く仕事を指します。web業界で働くにはコーディング知識が必須であり、企業に就職する際には「経験者限定」と制限がある場合があります。
プログラミング言語にもいくつか種類があります。JavaScriptやPythonなどが人気であり、選ぶ言語により仕事内容が異なります。

テスト

コーディングしたwebサイトやアプリが、きちんと動くかを調べることをテストといいます。テストを行うのもプログラマの仕事であり、動作の異常などを確認します。テストを行わないと、アプリをリリースしたあとにバグがみつかる恐れがあります。バグ修正は手間とコストがかかるため、テストの段階でバグをみつけることが望ましいです。

バグ・不具合修正

テストで不具合をみつけた場合は修正が必要です。また、テストを行ってサービスをリリースした後にバグがみつかることもあります。バグや不具合修正がみつかった際には、きちんと設計どおりに作動するように修正します。

プログラマとSEとの違い

プログラマと似た言葉にSEという仕事があります。プログラマはコードを用いてwebサイトやアプリを作成する仕事を指しますが、SEは設計や全体の統括を担う仕事を指します。どちらも設計どおりに作業を進めることは同じですが、実装を行うか設計するかにより呼び方が異なります。

プログラマになるには?どのようなルートがある?

多くの方がプログラマになるために専門学校に通って就職しています。ここでは、進学してプログラマを目指す方法について解説します。

専門学校へ進学

プログラマになる方法として、専門学校に進学する方法があります。専門学校により学べる授業が異なるため、進学先の学校でなにを学べるかを事前に調べておくことが重要です。専門学校のカリキュラムによっては、国家資格を取得できる場合があります。国家資格を取得できる専門学校に通うと、卒業後の就職で有利になるためおすすめです。
また、専門学校は2~4年など通学期間が異なり、情報系の学校やIT専門学校などさまざまあります。幅広く学びたい場合は4年制の専門学校に通い、プログラマとして必要な知識をたくさん身につけるのがよいでしょう。

大学・短大へ進学

大学や短期大学に進学してもプログラマを目指せます。大学や短期大学に通うと、専門的なプログラミング知識に加えてIT業界に必要な知識を幅広く学べます。大手IT企業の採用面接では、大学卒業者限定としている場合があるため、大企業に就職を考えている方は大学に入学したほうがよいでしょう。
大学や短期大学に通う際は、情報システム工学や情報工学などのITに強い分野がおすすめです。ITに強い学部に入学すると、プログラマとしての必要な知識は一通り学べます。

独学で学ぶ

専門学校や大学・短大へ進学せずに、独学でプログラミングを学ぶ方法もあります。以下で、独学で学ぶ場合のポイントを紹介します。

プログラミングの基礎を学ぶ

どのような分野でも、基礎が非常に大切です。プログラミングにおいても、まずは基本を学びましょう。プログラミングと一言でいっても、本当にたくさんのプログラミング言語があるので、何から学べば良いか迷うこともあるでしょう。その場合、最初はScratchやPythonなど、初心者向けの言語から始めるのがよいでしょう。他のプログラミング言語に比べて、構文がシンプルで、初心者でも理解しやすいといわれています。

プロジェクトを作ってみる

1つの言語を完璧にマスターするのは、非常に時間がかかります。そのため、完璧にマスターをしてから何かを作ろうとすると、途中で挫折してしまいます。そこで、ある程度基礎を理解したら、不完全でもよいので自分でアプリケーションやWebサイトを作成してみましょう。自分で書いたプログラムが動いたり、Webサイトが表示されたりすると、もっとやりたい気持ちが芽生えて学習が進みます。

また、プログラミングはトライ&エラーの繰り返しです。個人プロジェクトを通じて、失敗を繰り返しながら、実践的なスキルを身につけることが、成長への近道です。若い時は知識を吸収しやすいものです。高校生のうちからプログラミングに興味を持ち、基本的なスキルを磨いていけば、将来プログラマやシステムエンジニアとして活躍しやすくなります。そして、何よりも学びながら楽しんで進んでいくことを忘れずに!

プログラマになるための、学校の選びのポイント

プログラマになるためには、自分の学びたい学校を探す必要があります。ここでは、学校選びで意識すべきポイントについていくつか紹介します。

目的にあう言語が学べるか

通いたい学校で希望のプログラミング言語を学べるかを調べましょう。プログラミング言語はたくさんあり、あまり人気のないプログラミング言語は取り扱っていない場合があります。専門学校や大学でどのような言語を学べるか事前に確認することが重要です。
また、学校がIT関連の最新情報に対応しているかも調べる必要があります。IT業界の情報はトレンドがあるため、古い情報を教える学校ではプログラマとして活躍できない可能性があります。最新情報を教えるかどうかは、オープンキャンパスに参加することで雰囲気を知ることができるため参加してみましょう。

開発現場に即した授業が受けられるか

開発現場で実際に活かせる授業かも重要です。学校により座学だけしか学ばない学校もあります。座学を学ぶだけでは、どのようにプログラミングを行うかを理解できません。とくにコーディングの仕事は、実践形式のコーディングをたくさん経験する必要があります。学校が開発現場を想定して授業を行っているかを確認しましょう。

講師やカリキュラムの内容はどうか

大学や専門学校の講師についても調べてください。講師の実績を調べることで、就職率やスキルの定着具合がある程度わかります。学校のホームページなどで記載されていることがあるため確認しましょう。
また、カリキュラムにご自身の学びたい授業が含まれているかも重要です。実践形式で学びたいのに、資格を取るための授業ばかり行う学校に通うと実践力は身に付きません。資格を取ることも重要ですが、即戦力で働けるスキルを学ぶ必要があります。

進路指導に力を入れているか

学校が進路指導に力を入れているかも調べましょう。授業だけを教えるのではなく、卒業後のサポートも丁寧に行ってくれる学校を探す必要があります。学校が企業と連携を取っている場合があるため、どのような企業に就職しているかを確認すると就職活動に困ることはないでしょう。
また、離職率を確認して就職先を探すことも重要です。企業のなかには、給料を高く設定している反面、離職率が高い企業も存在します。離職率が高い企業は、残業が多かったりノルマが高かったりと雇用者に負担が大きいことが多いです。離職率や雇用体系をきちんと調べることで、長期的に就職できる企業を探せます。

就職実績・資格取得率の高さはどうか

就職実績を確認して学校を選ぶ方法もあります。学校の就職率が高いと企業からの信頼が高く、就職しやすいといえます。推薦枠を設けている学校もあるため、学校の成績がよいと推薦で企業に就職できる場合があります。
また、資格取得率の高さを調べることも重要です。積極的に資格取得を目指している学校があり、在学中に資格取得を考えている方は事前に調べておきましょう。国家資格などを取得しておくと、就職活動を有利に進められるためおすすめです。

プログラマになるために資格は必要?

プログラマになるためには、とくに資格を取得しなくても問題ありません。しかし、資格を取得しておくと就職の幅が広がり、転職活動で有利になることがあります。また、プログラマの仕事は企業に採用されるだけでなく、フリーランスとして働く方法もあります。フリーランスとして働く際は、資格を持っておかないと企業からの信頼は得られません。
プログラマの資格は学生時代に取得するのがよいでしょう。就職してから資格取得を目指すと、資格を取得する時間を十分に確保できない場合があります。資格取得に特化した専門学校も存在するため、確実に合格を目指す場合は、取得したい資格のカリキュラムのある専門学校を探すのがおすすめです。

プログラマに役立つおすすめの資格

プログラマは仕事の種類が多く、雇用先により業務内容が異なります。実際にプログラマとして働く際に持っておくと便利な資格がいくつかあります。プログラマを目指す方にとって、役立つ資格を4つ解説します。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験とは、Javaに関する基礎知識を検定する資格です。Javaプログラミング能力認定試験をもっておくと、Javaを使用するプログラミングの会社に就職する際には有利です。
Javaプログラミング能力認定試験は、初心者の方から経験者の方まで受験可能です。Javaプログラミング能力検定試験に合格すると、学習意欲の高さをアピールすることにもつながり、企業から信頼を得られるでしょう。
Javaプログラミング能力認定試験に合格するまでの目安は、50時間程度といわれています。まったくの初心者の方はこれよりも勉強時間を確保しなければいけないため、目安として参考にしてください。試験の難易度は1級~3級とレベルに応じて選択できます。より高い級に合格するために、意欲的に勉強を進めましょう。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験とは、ITに関する知識を問う試験であり国家資格です。合格確率は20%前後と、ほかのIT系の資格と比べると難易度は高い傾向にあります。高い目標があり、アプリやシステム開発を行いたい方は応用情報技術者試験を目指しましょう。
応用情報技術者試験は、経営するためのシステムや課題を、情報技術を利用して解決することを目的とします。そのなかで、信頼性の高いシステムを構築することが重要であり、運用サービスの質についても考えなければいけません。
応用情報技術者試験は、年に2回実施されています。午前と午後に試験が分かれており、選択問題と記述問題があります。ITパスポート試験や基本情報技術者と比べると難易度が高く、IT業界の知識を高めたい方は、応用情報技術者試験を目指すとよいでしょう。

Python3エンジニア認定試験

Python3エンジニア認定試験とは、Pythonにかかわる基本的な知識を問う試験です。レベル的にはそれほど難しくなく、ほかのIT関連の試験よりも易しいといえます。Pythonは近年人気のあるプログラミング言語であり、AIなどの機械学習などに使用される言語です。今後ますます注目される言語なため、初心者の方はPython3エンジニア認定試験の合格を目指すのもよいでしょう。
合格率は8割前後であり、きちんと対策を行えば初心者の方でも合格を目指せます。試験の問題数は選択問題の40問で、試験時間は60分です。試験はCBTで受けられるため、試験日は通年受験可能です。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験とは、プログラミングのPHPの基礎知識や技術を問う唯一の試験です。PHPはサイトを構築するうえでは必要な言語であり人気です。しかし、PHP言語は特徴的であり、ほかの言語が得意でもPHPだけ苦手という方もいます。PythonやJavaなどを扱える経験者の方は、仕事の幅を広げる意味でもPHP技術者認定試験の合格を目指すのがよいでしょう。
PHP技術者認定試験の問題数は40問であり、試験時間は1時間です。難易度が分かれており、初級と上級、認定ウィザードの3つがあります。PHPに関してまったく知らない方は初級の受験から合格を目指しましょう。初級の試験は合格率が7割を超えるため、きちんと対策を行うと合格できます。

プログラマになるために必要なスキル

素人の方がいきなりプログラマを目指すのはなかなか難しいです。スキルを習得してプログラマを目指すと、雇用先で心配することはないでしょう。ここでは5つのプログラマとして必要なスキルを紹介します。

プログラミングスキル

プログラマになるためには、プログラミング言語を扱えなければいけません。すべてのプログラミング言語を習得するのではなく、特定の言語をマスターしたほうが就職しやすいです。
どのプログラミング言語を習得するかは、ご自身の目指す仕事内容を考えて決めるのが望ましいです。たとえば、AI学習のソフトやアプリ開発を行いたい場合はPythonなどを習得しましょう。Pythonは人気のある言語であり、比較的覚えやすい言語です。将来の仕事を見据えてどの言語を学ぶかを選択してください。

デバッグスキル

プログラマになるためにはデバッグスキルを身につけなければいけません。間違ってコードを書いてしまうこともあり、適宜修正を行う必要があります。コードを書く練習だけではデバッグスキルが高くなるわけではないため、デバッグスキルを高められるように練習する必要があります。
デバッグスキルを高めるには、たくさん経験を積む必要があります。経験が長くなると今まで見たこともないバグに出会うこともあり、対応力がないと修正するのは難しいでしょう。バグをすぐに直すスキルが身につくと、効率よく仕事を行えます。

英語スキル

プログラマは英語スキルが必要な場合があります。プログラミングの最新情報は英語で書かれていることが多く、情報を素早く入手するには英語力がないといけません。国際化が進む昨今で立派なプログラマとして活躍するには、英語力が必要不可欠です。
また、外国人とのやり取りの際には英語が必要です。社内に英語しかしゃべれない方がいる場合や、クライアント先が英語しか話せないことがあります。したがって、ある程度の英語力を身につけておくと採用に有利になるケースがあります。

ハードウェア、ネットワークスキル

プログラミング知識だけでなく、ハードウェアやネットワークスキルを持っておくと、優秀なプログラマとして認められるでしょう。仕事内容がコードを書く仕事であっても、ハードウェアの知識を知っておくことで、仕組みを理解したコードを書けるようになります。
また、ネットワークスキルがあると、どのようにコードが動いているかを明確に理解できます。幅広い知識を持っておくことで、問題が起きた際にもスムーズに対処できるでしょう。

論理的思考

プログラマは論理的に物事を考える必要があります。順序だてて作業を進めないと、仕事の効率が悪くなる可能性があります。とくにフリーランスとして働く際に仕事効率が悪いと、年収が大幅に下がります。
論理的思考で物事を考えるには、なぜコンピューターが動いているかを理解しなければいけません。論理的思考でプログラムを書くことで、バグを減らすことにもつながります。
また、論理的思考を身につけると複雑なプログラミングを簡単に書けるようになります。プログラミングコードは自分だけではなく、誰でも理解しやすいようなコードを書く必要があります。わかりやすいコードを書けると、クライアントからの評価は高くなります。

プログラマに向いている人の特徴は?

プログラマに向いている人の特徴をいくつか紹介します。
プログラマを目指すうえでもっとも重要なことは、プログラミングに興味があることです。リモートワークで働けることや給料がよいからという理由で働くと、プログラマとして長期的に活躍できない可能性があります。プログラマの仕事は問題解決と修正の繰り返しが多い仕事なため、パソコンに対する興味関心が必要です。
ほかの素質として、忍耐力も必要です。クライアントから修正依頼を何度も受けることがあるため、忍耐力がないと心が折れる可能性があります。修正依頼があるということは、自分の伸びしろがあるということです。修正依頼があったとしても、成長できることが増えると前向きに物事を考える方は、プログラマとして向いているでしょう。
プログラマは問題解決能力も必要です。ご自身の知識でわからないことは自分で調べなければならず、問題解決能力が低い方はなかなか業務が進まないことがあります。わからないことを調べる方法や人に相談する力がプログラマには求められます。
忍耐力だけでなく、向上心も必要です。プログラマは仕事の幅が広く、目指せる資格も豊富にあります。資格取得を目指すとキャリアアップや転職の際に有利です。常に学びの姿勢をもっていると、実力が身につく仕事でもあります。

プログラマになるには、専門学校への進学がおすすめ

今回は、プログラマになるための学校選びのポイントについて解説しました。プログラマを目指す場合には、専門学校に通うのがおすすめです。独学でプログラマになる方もいますが、独学では幅広い知識を習得することはできず、プログラマとして高いレベルは目指せません。
専門学校に通う場合は、北海道ハイテクノロジー専門学校をおすすめします。北海道ハイテクノロジー専門学校に通うと、プログラマやシステムエンジニア、webデザイナーなどご自身の希望の職種がみつかるでしょう。北海道ハイテクノロジー専門学校は資格取得にも積極的であり、卒業生の就職率は100%を誇ります。
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