
★祝!ノーベル医学・生理学賞★
こんにちは。
先日、2016年ノーベル医学・生理学賞に東京工業大学の大隅良典先生の研究
「オートファジーのメカニズムの発見」が選ばれました。
人間が生きるのに必要な栄養素のひとつがタンパク質です。
タンパク質は体内でアミノ酸に分解されます。
私たちの身体のタンパク質を構成するのは20種類のアミノ酸です。
そのうち11種類は他のアミノ酸や脂肪、糖などから作り出すことができますが、
9種類が体内で作ることができないので
食品等から摂取します。この9種類のアミノ酸が「必須アミノ酸」と呼ばれるものです。
では、食べ物など、外から栄養を摂らないとどうなるでしょう!?
→細胞が死んでしまいます!
それを防ぐために、細胞自体が不要になったタンパク質などを、
生きるために必要なアミノ酸に分解してしまうのです。
これがオートファジーのしくみです。
細胞の浄化や防御などの役割を果たしているとも考えられています。
このしくみにおいて関連する遺伝子など、そのメカニズムを発見したことによる受賞です。
バイオテクノロジーの分野は、決して華やかではありませんが、
実は私たちの生活を支えています。
「目立ちすぎるのはちょっと・・・。でも誰かの役に立ちたい!」とか、
「実験が好き!」というあなたにはピッタリ!
ぜひ本校でバイオテクノロジーを学んでみませんか!?!?