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  1. 連載企画!教員紹介③-バイオテクノロジー学科

連載企画!教員紹介③-バイオテクノロジー学科

ハイテクの先生ってどんな人?

教員がそれぞれの想いを語る連載企画

Vol.3 バイオテクノロジー学科 伊藤 透先生


【主な担当授業】遺伝子実習、遺伝生化学など
Q1.まずはお決まりのこの質問から。伊藤先生はもともと何をしていた人なのですか?
大学院を出てからは、ポスドク(博士研究員)としてあちこちの研究所で研究をしていました。
例えば、NASDA(現JAXA:宇宙航空研究開発機構)では、重力が骨の細胞に与える影響を調べたり、カリフォルニアの研究所では乳がんの抗がん剤に対する反応を遺伝子レベルで研究したりしていました。
Q2.なんだかすごそうですね・・・そもそも、「バイオテクノロジー」って何ですか?何が面白いんですか?
そうですね、「生き物たちや、生き物が持つメカニズムを活用して、私たちの生活を豊かにする技術」でしょうか。
生き物っていうのは、イヌとかネコのようなほ乳類だけじゃなくて、植物やカビ、大腸菌なんかもふくめています。
実験・研究自体も面白いのですが、それが食品開発や製造、お酒や味噌・しょうゆなどの醸造、医薬品や化粧品、最先端医療などなど、本当にいろいろな分野に関わっているのが魅力ですね。
Q3.なるほど!では伊藤先生のこだわりは?
「ゆるぎない基礎」ですね。
様々な分野に関わるバイオテクノロジーですが、材料が違うだけで、プロになるための必要な技術はだいたい同じなんです。
例えば和食のプロも洋食のプロも中華のプロも、包丁が使えない人はいないじゃないですか。それと同じです。
液体の測り方や、顕微鏡の使い方など、基本的なことが本当に大事で、それさえできればいろんな道が待っています。
ハイテクのバイオテクノロジー学科の魅力である国内最大級の研究施設での研修や恵庭の地域の農家さんとの食品開発なんかも、この基礎があってこそですね。
すさまじく難しいことではないけれども、素人が出来るわけではない。その基礎の技術を持った人が少なくて、バイオテクノロジー業界は人手不足なんです。
Q4.では最後に、これから入学する方々へメッセージをどうぞ!
まずは自分で動いてみることが大事です。入学する前も、した後も、積極的に行動する人ほど、自分が目指したい分野を自信を持って見つけられます。
ちょっとでも興味のある人は、一回バイオテクノロジー学科を見に来てほしいなと思います。
伊藤先生ありがとうございました!
バイオテクノロジー学科のことをもっと詳しく知りたい方はこちら!
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