
北海道ハイテクノロジー専門学校の学生が恵庭市立柏小学校で「インターネットの安全な使い方」を講演しました。
本校でサイバーセキュリティを学ぶ ITメディア学科の学生たちが、恵庭市の柏小学校を訪れ、小学生約100名に向けて「インターネットを安全に使うための授業」を行いました。
近年、小学校でもパソコンやタブレット、そして ChatGPT に代表される生成AIの利用が広がっています。一方で、SNSトラブルや詐欺、性被害といったリスクも増えており、子どもたちにとっても “ITリテラシーを身につけること” が欠かせない時代になりました。
【目次】
小学生にも伝わるように、専門知識を“かみ砕いて”解説
今回の講演では、以下の内容を小学生向けにわかりやすく解説しました。
・ChatGPTなど生成AIを使うときの注意点
・SNS・メールで詐欺に遭わない方法
・ゲーム課金の危険性
・安全なパスワードの作り方
専門用語を使わず、日常の例え話や●×クイズを交えて楽しく学べる構成に。
子どもたちは積極的に手を挙げて参加し、会場は大盛り上がりでした。

驚きの事実:小学生の多くが「スマホ所持」「生成AIを日常的に利用」
講演した学生たちは、小学生の多くが ChatGPT を使い、
スマホを普通に持っているという実態に驚きを隠せませんでした。
“危険は遠いもの”ではなく、
子どもたちが日常的にネットトラブルに触れる可能性がある。
その現実を学生自身も強く感じた講演となりました。
講演した学生のコメント
小学生が自分たちと同じくらい生成AIを普通に使っていて驚きました。
今日の授業で「気をつけるポイント」を伝えられたのは良かったです。
また、100人規模の前でも楽しく発表でき、
相手に合わせて伝えることの大切さを学べた貴重な経験でした。

学びを地域に還元する“実践型セキュリティ教育”
今回の取り組みを通して学生たちは、
「知識を持つだけでは不十分で、それを“守るために使う力”が大切」
というホワイトハッカーの本質を実感しました。
北海道ハイテクでは、今後も地域と連携し、
子どもたちが安心してインターネットを使える環境づくりに貢献していきます。
ここからは、ホワイトハッカーを目指したい高校生へ
なぜ今、ホワイトハッカーが注目されているのか?
日本でもサイバー攻撃は急増し、
大手ビール会社が攻撃を受け生産ラインが停止するなど、
社会全体に影響する事件が実際に起きています。
そこで重要なのが、企業や社会を守る ホワイトハッカー の存在です。

ホワイトハッカーに必要な力
・ITの基礎知識(プログラミング・ネットワーク)
・危険に気づく力
・分かりやすく説明する力
・新しい技術を学び続ける姿勢
・倫理観(正しく技術を使う)
今回の講演で学生たちが身につけた「伝える力」も、重要な能力の一つです。

どうすればホワイトハッカーを目指せる?
最初のステップは、ITの基礎を固めること。
専門学校での授業、資格取得、地域連携プロジェクトを通して、
現場で必要とされるスキルが自然と身についていきます。
興味がある高校生へ
ITが好き、人の役に立つ仕事がしたい、社会を守る技術を学びたい。
そんな気持ちが少しでもあるあなたへ。
本校では「TSG CTF」という国際的なセキュリティコンテストで世界13位に入賞した学生もいます。
北海道ハイテクには、ホワイトハッカーを本気で目指せる“本物の環境”があります。
あなたの一歩が、未来の安全を守る力になります。

▼ ITメディア学科はこちら
https://www.hht.ac.jp/department/itmedia/

