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  1. “プロから学ぶ、トレーナーのリアル ~現役Jリーグトレーナーによる特別授業~”

“プロから学ぶ、トレーナーのリアル ~現役Jリーグトレーナーによる特別授業~”

プロの現場で活躍する卒業生から学ぶ、“選手を支える”トレーナーの仕事

先日、Jリーグ・ジュビロ磐田のトップチームで活躍する鈴木亮太トレーナーによる特別授業が行われました。
鈴木さんは、本校のスポーツトレーナー学科鍼灸師学科の卒業生。
卒業後はカターレ富山、V・ファーレン長崎を経て、現在はジュビロ磐田で鍼灸師・アスレティックトレーナーとして選手のコンディションを支えています。

授業では、Jリーグの現場での1日の流れや、メディカルチームの役割、選手ケアに活用しているデータ管理の実例などが紹介されました。
特に注目を集めたのは、OneTapによるコンディション管理GPSを用いたトレーニング負荷の見える化バイオデックスやノードボードによる筋力評価など、最新のテクノロジーを活用したサポート体制。
これらのデータをもとに、選手の状態を客観的に把握し、ケガの予防やリハビリ方針の決定に役立てているそうです。

また、実際の症例をもとに「右ハムストリングスに張りを訴える選手」への対応を例に、どのように評価・判断し、監督や選手と情報を共有していくのかを詳しく解説。
現場では、選手の“感覚”だけでなく、圧痛の有無や関節の可動域、筋力の左右差など、多角的な視点で判断する力が求められることを教えてくれました。


授業では、鈴木さんが実際に選手へ行っている13種類のストレッチを、在校生に直接指導。
仰向け・横向きなど体位を変えながら、下腿三頭筋・ハムストリングス・臀筋・腸腰筋などを効果的に伸ばす実技は、学生にとって大きな学びの時間となりました。

「データはあくまで判断材料。最終的には、選手の声を聞き、現場での“気づき”が大切。」

鈴木さんのこの言葉には、プロの現場で積み重ねた経験と、選手に寄り添う温かい姿勢が感じらます。


プロの現場で活躍する卒業生の姿は、在校生にとって大きな刺激となりました!
スポーツ鍼灸アナリスト学科では、スポーツトレーナー・スポーツ鍼灸師・スポーツデータアナリストの3つの視点から「選手を支える力」を学ぶことができます。
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