2025年9月24日、北海道ハイテクノロジー専門学校(以下「北海道ハイテク」)は、株式会社シー・エス・ピー(本社:札幌市豊平区、代表取締役社長:和田仁志氏)との産学教育連携協定を締結しました。この協定は、データ活用型スポーツ人材へと成長できる教育モデルの構築と、データの意味を理解し、活用できる即戦力となる人材を育成することを目的としています。
産学教育連携協定の概要
最新測定機器を使った教育内容の充実
Rapsodo(ラプソード/球速・回転数などを測定する機器)
Dartfish(ダートフィッシュ/映像解析ソフトウェア)
InBody(インボディ/体成分分析装置)等
測定機器を使用した測定の学びの実践の場としてテニススクールの小学生、中学生、高校生のパフォーマンス測定や動作分析を行い一人ひとりにデータを還元しながら、科学的なデータに基づくパフォーマンス向上の支援のあり方を学びます。
即戦力人材の育成
データ計測から分析、評価までを一貫して学ぶことで、部活動や地域スポーツ現場でも活躍できる実践力を養います。
学生は最先端の機器を使用し、スポーツ科学を測定を通して直接体験できる
株式会社シー・エス・ピーは、テニススクール生のケガの防止とパフォーマンス向上につながる。
といった双方にとって大きなメリットが期待されます。
連携協定を結んだ背景と意義
北海道ハイテクは、企業や地域と連携しながら「実学」に基づく教育を展開してきました。一方、株式会社シー・エス・ピーは、スポーツフィールドキャロットテニススクールを札幌市豊平区平岸で運営しています。北海道ハイテクノロジー専門学校のスポーツ鍼灸アナリスト学科のアナリスト教育の実践の場としてテニススクール生のデータを定期的に測定し、一人ひとりに還元します。その評価データを元にフィジカルトレーニングを実施し、ケガの防止とパフォーマンス向上に向けて双方連携することとなりました。
今後の展望について
・年間を通じた定期的な測定の継続
・学生による地域スポーツ現場での測定・指導実習
これらを通じて、北海道ハイテクは「科学的根拠に基づく教育」をさらに深化させ、地域や未来のアスリートを支える人材育成に貢献していきます。
データと科学を教育に取り入れる本取り組みは、スポーツ業界における新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。今回の産学教育連携協定が、学生の成長だけでなく、地域スポーツの発展にも寄与することを期待しています。
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