AI資格のおすすめ20選!資格の選び方や取得するメリットも紹介
AI(人工知能)の進化は、社会や仕事のあり方を大きく変えています。将来に役立つスキルとして「AI資格」に注目する高校生も増えています。この記事では、AIに関連するおすすめ資格を20種類紹介するとともに、資格の選び方や取得メリットもわかりやすく解説します。
【目次】
- AI資格を取得するメリット
- AI資格のおすすめ20選
- E資格
- G検定
- 基本情報技術者試験
- Pythonプログラミング能力認定試験
- Python 3 エンジニア認定データ分析試験
- AWS Certified AI Practitioner
- 生成AIパスポート
- ITパスポート
- オートデスク認定資格 プログラム
- 機械設計技術者試験
- AI実装検定
- AI検定
- Python 3 エンジニア認定基礎試験
- 統計検定
- DS検定® ★ データサイエンティスト検定™ リテラシーレベル
- IoTシステム技術検定
- Google機械学習技術者認定
- Microsoft Azure AI Fundamentals
- Microsoft Azure AI Engineer Associate
- データベーススペシャリスト試験
- AI資格の選び方!
- AIの資格取得は専門学校に通いながらがおすすめ
- まとめ | AI資格は北海道ハイテクノロジー専門学校で!
- 学科ホームページはこちらから!
AI資格を取得するメリット
校生のうちから、AI資格の取得に向けて動き出すことには多くのメリットがあります。AIは将来性のある分野であることが大きな特徴です。AI技術は医療・製造・教育・物流・エンタメなど幅広い業界で活用されており、今後も発展が見込まれます。そのため、AIに関する知識やスキルを証明できる資格を持っていれば、就職活動の際にも大きなアピールポイントになるでしょう。
さらに、大学進学後の研究や、就職後のプロジェクトにも役立つ基礎知識が身につきます。特に、Pythonやデータ分析、機械学習の基礎を押さえておくと、進路の選択肢が広がります。また、最近では、AI分野で起業を目指す人もいます。ただし、大切なのは「資格取得=ゴール」ではなく、AIの力で未来を切り開くための第一歩として、資格に取り組む姿勢です。
AI資格のおすすめ20選
AI分野での活躍を目指すなら、どのような資格があるのかを知ることから始めましょう。ここでは、AIに関連する代表的な資格を20種類紹介します。目的やレベルに応じて、自分に合った資格を見つけてください。
E資格
E資格は、AI開発の中でも特にディープラーニング(深層学習)に関する知識と実装スキルを問う資格です。AIエンジニアを目指す人にとってはひとつの登竜門といえる存在であり、ビジネスの現場でも高く評価されています。
受験にはJDLA認定プログラムの修了が必要ですが、実践力を証明する高度な資格として企業からの注目も集めています。将来、AI開発やデータサイエンスの分野で活躍したい人におすすめです。
HP | https://www.jdla.org/certificate/engineer/ |
特徴・目的 | ディープラーニングを実装できる人材の育成 |
受験資格 | JDLA認定プログラム修了者 |
受験費用 | 一般:33,000円(税込)
学生:22,000円(税込) |
解答形式 | 多肢選択式 |
試験日程 | 年2回(2025年は2月、8月) |
試験時間 | 120分 |
合格率 | 68.3%(2025年度最新合格率) |
G検定
G検定は、AIやディープラーニングに関する基礎知識の理解度を問う資格です。技術的な実装力というよりも、「AIとは何か」「どのように社会で活用されているか」といった理解を深めることが目的です。
受験に特別な条件はなく高校生でも受験可能です。AI業界に関心のある初心者やAIエンジニアになるための第一歩として挑戦してみるのもよいでしょう。
HP | https://www.jdla.org/certificate/general/ |
特徴・目的 | AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 一般:13,200円(税込)
学生:5,500円(税込) |
解答形式 | 多肢選択式 |
試験日程 | 年1回(2025年は9月実施) |
試験時間 | 120分 |
合格率 | 81.72%(2025年度最新合格率) |
基本情報技術者試験
IT全体に関する基礎知識と、コンピューターを使って考える力(論理的思考力)が身についているかを問う、国が認める国家資格です。AIに限らず、プログラミングやネットワーク、セキュリティ、データベース、ソフトウェア設計など、情報分野全体をまんべんなく学べる内容のため、将来IT業界で働きたい人には役立ちます。
高校や専門学校では試験対策の授業があることも多く、しっかり勉強すれば高校生でも合格を目指せます。まずはITの基礎を身につけたい方や、将来AIやシステム開発に関わる進路を考えている方にとって、取得することで次のステップへの自信になるでしょう。
HP | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html |
特徴・目的 | 情報処理技術者としての基本スキル証明 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 7,500円(税込) |
解答形式 | CBT方式 |
試験日程 | 随時実施(受験申込時に日時・会場選択) |
試験時間 | 190分 |
合格率 | 40.8%(2024年度合格率) |
Pythonプログラミング能力認定試験
Python(パイソン)はAI(人工知能)やデータ分析、Webアプリ開発など、幅広い分野で使われている人気のプログラミング言語です。他の言語と比べて、文法がシンプルで読みやすく、初心者でも学びやすいのが特徴です。
この試験では、Pythonの文法や基礎的な構文の理解、応用力が測れます。3級から1級まであり、自分のレベルに合わせて挑戦可能です。AIを学びたい人のプログラミング入門として人気の高い資格です。Pythonは、AI開発の世界では必須レベルの言語といわれていて、この試験を通して基礎力をつけておけば、これからの学びにも、将来の仕事にも役立つでしょう。
HP | https://www.sikaku.gr.jp/js/py/ |
特徴・目的 | Pythonの基礎~実践スキルを証明 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 1級:6,400円(税込)
2級:5,200円(税込) 3級:4,000円(税込) |
解答形式 | 多肢選択式 |
試験日程 | 2025年度は年3回実施 |
試験時間 | 1級:90分
2級:60分 3級:50分 |
合格率 | 非公開 |
Python 3 エンジニア認定データ分析試験
Python(パイソン)を使って、データを分析しグラフで見える化する力を測る資格です。試験では、たとえば、Pythonをつかってデータをグラフで可視化してわかりやすくしたり、データをグループに分けたり平均や最大値を求めたりなどができるかどうかが問われます。Pythonを使って実際のデータから意味のある情報を引き出すスキルがあるかどうかが証明される試験ともいえます。合格率も比較的高いため、初心者でもテキスト学習と模試でしっかり対策すれば合格が狙えます。
HP | https://www.pythonic-exam.com/exam/analyist |
特徴・目的 | Pythonによるデータ分析のスキル証明 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 一般:11,000円(税込)
学生:5,500円(税込) |
解答形式 | CBT方式 |
試験日程 | 通年 |
試験時間 | 60分 |
合格率 | 81.5%(2023年度合格率) |
AWS Certified AI Practitioner
AIが動いている場所(環境)を「クラウド」といいます。そして、世界中で使われているクラウドサービスの代表格がAmazon Web Services(AWS)です。この資格「AWS Certified AI Practitioner」は、AWSの中でAIをどのように使うのか、その基本を理解しているかを証明する資格です。
具体的には、AmazonのAIツールを使ってAIをトレーニング・実行する方法や、画像認識や音声認識をはじめとするAIを使ったアプリをどう使うかなどを学びます。世界中で利用されているAWS環境の知識を持つことは、将来的に海外でのキャリアを積みたいと考えている人にもおすすめです。専門知識はなくても受けられるため、初心者でも挑戦しやすいのも特徴です。
HP | https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-ai-practitioner/ |
特徴・目的 | AWS環境でAIサービスを活用・提案するための基礎知識を証明 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 15,000円 |
解答形式 | CBT方式 |
試験日程 | 随時 |
試験時間 | 90分 |
合格率 | 非公開 |
生成AIパスポート
最近よく耳にする「ChatGPT」や「画像を作るAI」など、文章や絵を自動で生み出すAIのことを、「生成AI(Generative AI)」といいます。この生成AIの基本的な使い方や仕組み、活用のポイントを学べるのが、「生成AIパスポート」という新しい資格です。
「文章をまとめる」「企画のアイデアを出す」「図を作る」「英語の練習をする」など、生成AIはうまく使えば勉強や仕事を大きく効率化できるツールになるでしょう。ビジネスや教育の現場で生成AIを使う機会は増えています。AIを作る側ではなく、使いこなす側に回りたい人にとって、これからの時代に必須ともいえる資格です。
HP | https://guga.or.jp/generativeaiexam/ |
特徴・目的 | 生成AI(ChatGPTなど)の活用リテラシーを証明 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 一般:11,000円(税込)
学生:5,500円(税込) |
解答形式 | IBT方式 |
試験日程 | 2025年度は年3回実施 |
試験時間 | 60分 |
合格率 | 77.1%(2025年6月合格率) |
ITパスポート
ITパスポートは、IT(情報技術)についての基礎的な知識をまんべんなく学べる国家資格です。この試験では、AIのような専門技術だけではなく、コンピューターやネットワークの基礎知識やスマホアプリやWebサービスの仕組み、セキュリティや個人情報の守り方など、幅広い分野の内容が出題されます。IT全体について把握できるのがITパスポートです。
この資格は、プログラミング経験がなくても受験可能です。実際に高校生で受験する人もいるため、今後の進路や職業を迷っている人にもおすすめです。将来、どのような業界に進んでもデジタルに強い人は重宝されます。IT分野に興味はあるけれど何から学べばいいかわからない方や、将来の仕事に向けて最低限のデジタル知識をつけておきたい方は受験を検討したい資格です。
HP | https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html |
特徴・目的 | IT・経営・法律など幅広いIT基礎知識を証明 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 7,500円(税込) |
解答形式 | CBT方式 |
試験日程 | 毎月開催 |
試験時間 | 120分 |
合格率 | 50%前後 |
オートデスク認定資格 プログラム
AI技術は、ものづくりの分野とも深くつながっています。たとえば、建築・機械・自動車・インテリアなどの分野では、AIによる設計の自動化や最適化がどんどん進んでいます。そのような中で注目されているのが、オートデスク社が提供する「AutoCAD」などの設計ソフトのスキルを証明できる認定資格です。
AutoCADは、建築設計や商品デザインの現場で幅広く使われており、図面作成や3Dモデリングの基本を学べます。この資格を取得しておくと、工業系・設計系の進路に進んだときに大きな利点になるほか、製造や建築の現場で、AIと連携する設計データを自分で作れるようになり、将来「ものづくり × AI」という未来型の仕事に携われる可能性もあります。「データ分析やAI開発より、実際に手を動かして何かを作るほうが好き!」という人は取得しておきたい資格でしょう。
HP | https://www.myautodesk.jp/certification/ |
特徴・目的 | AutoCADなどのCADツールを使った設計スキルを証明 |
受験資格 | 制限なし、ただし基本的な操作を理解していること |
受験費用 | 6,600円(税込):試験により異なる |
解答形式 | 選択式 + 実技操作 |
試験日程 | 会場によって異なる |
試験時間 | 50~75分 |
合格率 | 非公開 |
機械設計技術者試験
AI技術がどれだけ進化しても、「実際に動くモノ」をつくるには設計の力が欠かせません。
工場で使われるロボットや自動車の部品、家電製品、医療機器など、あらゆる機械のはじまりは、設計図からスタートします。
この「機械設計技術者試験」は、そうしたものづくりの設計に関する知識や考え方を学べる資格です。3級は高校生でも受験できるレベルで、機械の構造や仕組みに関する基礎知識や材料や加工方法、安全基準などが問われます。
最近では、AIを活用して機械の動きを自動で制御したり、シミュレーションで動作確認を行ったりする技術も増えてきています。そのため、AIを使うだけでなく、設計のこともわかる人材は重宝される人材になるでしょう。
HP | https://www.kogyokai.com/exam/ |
特徴・目的 | 製造・機械設計に関する基礎~応用知識を証明 |
受験資格 | 3級は制限なし |
受験費用 | 3級:8,800円 |
解答形式 | マークシート方式 |
試験日程 | 年1回 |
試験時間 | 約2時間30分 |
合格率 | 3級は47%(2023年度合格率) |
AI実装検定
最近は、AIについて「どのような仕組みで動いているのか」や、「どうやって仕事や生活の中で活用できるのか」などといった知識を学ぶための資格が増えてきましたが、この「AI実装検定」は少し違います。学ぶだけでなく、AIを自分で作れるようになるための資格です。
この検定では、AIがどのように物ごとを判断しているのかという「アルゴリズム」の考え方を理解し、さらに、それをプログラミングで実際に動かす力があるかどうかが問われます。「AIを使ってみたい」ではなく、「AIの仕組みを自分で組み立てたい」という人にはぴったりの内容です。
レベルは3段階に分かれていて、これから本格的に学び始める高校生にはB級という初級レベルからのチャレンジがよいでしょう。Pythonというプログラミング言語を使って、AIをどう動かすのかを実践的に学べます。
将来、AIエンジニアとして働いてみたい人や、自分でAIを使ったアプリやサービスを作ってみたいという夢がある人には心強いでしょう。
HP | https://kentei.ai/ |
特徴・目的 | AIの実装能力やアルゴリズム理解を問う実践型資格 |
受験資格 | 制限なし(理系高校卒業生はB級受験が推奨される) |
受験費用 | ・一般:9,900円(税込)
・学割:5,500円(税込) |
解答形式 | CBT方式 |
試験日程 | 随時 |
試験時間 | 40分 |
合格率 | 70% |
AI検定
この検定では、AIそのものを開発するスキル(プログラミングなど)ではなく、AIの基本的な考え方や社会での使われ方についての知識を学べます。たとえば、AIの仕組みがどうなっているのか、また、どのような業界やシーンで活用されるのか、そして、気をつけたい法律やルールなどが出題されます。
AI検定は、AIを正しく理解し、安全かつ効果的に活用できる人を育てる検定ともいえます。この資格の特徴は、理系・文系を問わず誰でも受験しやすいことです。専門的な数学やプログラミングの知識がなくても受けられます。そのため、AIに少し興味がある方や、将来的にAIに関わる仕事も選択肢にある方の最初の一歩にもよいでしょう。AI検定は、これからの社会でAIと共に働くための基礎力を身につけられる資格ともいえます。
HP | https://www.sikaku.gr.jp/ai/ |
特徴・目的 | AIの仕組みと活用に関するリテラシー検定 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 4,600円 |
解答形式 | 多肢選択式 |
試験日程 | 年2回 |
試験時間 | 50分 |
合格率 | 79.7%(2024年度平均) |
Python 3 エンジニア認定基礎試験
AI分野でもよく使われているのがPython(パイソン)というプログラミング言語です。この試験は、そのPythonの基本的な文法や考え方を学んでいるかを確認する、初心者向けの資格です。
試験では、Pythonのコードをどのように書けば正しく動くのか、変数や関数とは何か、などといった基礎的な内容が出題されます。内容は基礎に絞られているので難易度はそこまで高くなく、Pythonに初めて触れる高校生でもテキストを使った独学や、専門学校の授業を通じて準備すれば、合格が目指せるレベルです。
はじめてのプログラミング学習に不安がある人でも、この資格を目標にすることで自然と知識が身についていく感覚を得られるでしょう。
HP | https://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam/python3basic.html |
特徴・目的 | Pythonの基本文法と理解度を確認する基礎資格 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | ・一般価格:11,000円(税込)
・学割価格: 5,500円(税込) |
解答形式 | CBT方式 |
試験日程 | 随時 |
試験時間 | 60分 |
合格率 | 76%(2023年度合格率) |
統計検定
AIやデータ分析の世界では、「たくさんのデータをどう読み取り、どう活かすか」がとても大切です。そこで必要になってくるのが、「統計(とうけい)」という考え方です。
統計とは、数字の集まりから意味のある情報を見つけ出す方法のことです。そしてこのような統計の力を身につけていることを証明できるのが、「統計検定」です。この検定は、基礎から応用までいくつかのレベルにわかれていて、3級なら高校数学の内容を理解していれば挑戦可能です。
HP | https://www.toukei-kentei.jp/ |
特徴・目的 | 統計学の基礎~応用までの知識を証明する資格 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | ・一般価格:6,000円(税込)
・学生:4,000円(税込) |
解答形式 | 多肢選択式 |
試験日程 | 試験会場によって異なる |
試験時間 | 60分 |
合格率 | 56.5%(2024年3級合格率) |
DS検定® ★ データサイエンティスト検定™ リテラシーレベル
データサイエンスの基礎から実践力までを幅広くカバーする新しい検定です。AIやビッグデータに関する知識を網羅的に学びたい人に向いています。大学生や社会人の受験者が多いですが、情報系の進路を考える高校生にとってもチャレンジする価値があります。
HP | https://www.datascientist.or.jp/dscertification/ |
特徴・目的 | データサイエンスの基礎力・実践力を問う検定 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | ・一般:11,000円(税込)
・学生:5,500円(税込) |
解答形式 | CBT方式 |
試験日程 | 2025年は11月8日(土) ~ 2025年11月30日(日) |
試験時間 | 100分 |
合格率 | 44%(2025年3月合格率) |
IoTシステム技術検定
AIと並んで注目されている技術のひとつに「IoT(アイ・オー・ティー)」というものがあります。これは「モノのインターネット」と呼ばれ、家電や自動車、工場の機械など、さまざまなモノがインターネットにつながってデータをやり取りする技術のことです。
そして、「IoTシステム技術検定」はそのような仕組みを学べる検定です。この検定ではプログラミングというよりも、仕組みの流れを理解してモノとコンピューターがどう連携しているかを学習できます。
HP | https://www.mcpc-jp.org/iotkentei/kentei_msg_kiso/ |
特徴・目的 | IoTとAIの連携を含むシステム構築技術を問う検定 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | ・一般:13,750円(税込)
・学生:9,350円(税込) |
解答形式 | 多肢選択式 |
試験日程 | 2025年は5月23日(金)~9月22日(月) |
試験時間 | 60分 |
合格率 | 基礎レベルで68.5% |
Google機械学習技術者認定
Googleが提供する高度な資格で、機械学習の設計・実装力をGoogle Cloud環境で問うプロフェッショナル向けの試験で、受験にはかなりの実力が必要です。将来的にAIエンジニアとしてグローバルに働きたい人には価値のある資格です。難易度は高めですが、挑戦のしがいがあります。
HP | https://cloud.google.com/learn/certification/machine-learning-engineer?hl=ja |
特徴・目的 | Google Cloud上での機械学習構築スキルを証明 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | US200ドル(税別) |
解答形式 | 多肢選択式 |
試験日程 | 随時 |
試験時間 | 120分 |
合格率 | 非公開 |
Microsoft Azure AI Fundamentals
Microsoftが提供するこの資格は、クラウドとAIの基礎知識を幅広く学べる入門資格です。機械学習や自然言語処理の基礎も含まれており、Microsoft製品と連携したサービスを扱う企業で役立ちます。クラウド×AIの基礎知識を固めたい初心者におすすめです。
HP | https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/azure-ai-fundamentals/?practice-assessment-type=certification |
特徴・目的 | Microsoft Azure環境でのAIリテラシー基礎資格 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | ・一般:12,980円(税込)
・学生:9,680円(税込) |
解答形式 | CBT方式 |
試験日程 | 試験会場によって異なる |
試験時間 | 45分 |
合格率 | 非公開 |
Microsoft Azure AI Engineer Associate
Microsoft社が提供するクラウドベースのAIアプリケーション設計・実装に関する中級〜上級者向けの資格です。
AzureのAIサービス(Computer Vision、Language Service、Bot Framework、Cognitive Searchなど)を活用して、実際のアプリにAIを組み込むスキルが問われます。この資格を持つことで、AI開発スキルだけでなく、Azureの専門知識や設計力があることを公式に証明できます。
HP | https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/azure-ai-engineer/?practice-assessment-type=certification |
特徴・目的 | AIソリューションの設計・構築・デプロイに関わるエンジニア |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 20,300円 |
解答形式 | 多肢選択式 |
試験日程 | 随時 |
試験時間 | 140分 |
合格率 | 非公開 |
データベーススペシャリスト試験
AIの世界では、たくさんのデータをもとに物ごとを判断したり予測を立てたりします。ただその前に、「データを安全に・正しく・すばやく扱う仕組み」が必要です。ここで大事な役割を果たしているのが、「データベース(DB)」と呼ばれる仕組みです。
データベーススペシャリスト試験は、データベースの設計・運用に関する専門的な知識と技術が身についていることを証明する国家資格です。
この資格では、ただの知識だけでなく、実際に「どう設計すればデータを効率よく使えるか」「セキュリティはどう守るか」といった実務に近いスキルが問われます。
試験は難易度が高く、合格率も20%未満とハイレベルですが、それだけにITやAI業界での評価はとても高い資格です。AIを使ったビジネスやアプリ開発では、「必要なデータを、必要なときに、正確に取り出せること」がとても重要になるため、この資格を持っていると大きな強みになるでしょう。
HP | https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/db.html |
特徴・目的 | データベース設計・運用スキルを証明する国家資格 |
受験資格 | 制限なし |
受験費用 | 7,500円(税込) |
解答形式 | 多肢選択式・記述式 |
試験日程 | 年1回 |
試験時間 | 約4時間 |
合格率 | 18.5%(2023年度合格率) |
AI資格の選び方!
これまで20種類のAI関連資格をご紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」と悩む方も多いかもしれません。ここでは、進路を考える高校生の目線で、自分に合ったAI資格を選ぶポイントを3つご紹介します。
身につけたい知識にあう資格を選ぶ
AIと一口に言っても、「開発したい」「活用したい」「仕組みを理解したい」など、目的はさまざまです。たとえば、プログラミングや実装スキルを重視するなら「E資格」や「AI実装検定」がおすすめです。
一方、社会でのAIの使われ方や基本的な知識を学びたい場合は「G検定」や「AI検定」が向いています。まずは「自分がAIにどう関わりたいのか?」を考え、それに合った分野の資格を選びましょう。
自分のスキルレベルにあった資格を選ぶ
資格の中には、初心者向けから上級者向けまでさまざまなレベルがあります。高校生のうちにチャレンジするなら、制限なしで受けられる入門資格(ITパスポート、Python基礎、統計検定3級など)から始めるのが安心です。
一方、将来を見据えて専門性の高い資格(E資格、データベーススペシャリストなど)に挑戦したい場合は、基礎知識や学習サポートが必要になることもあります。無理なく取り組めるレベルからステップアップしていくことが、成功に近づくための有効な手段となるでしょう。
就職時に役立つ資格を選ぶ
AI関連資格の中でも、就職活動で評価されやすい資格を意識して選ぶことも大切です。たとえば、国家資格である「基本情報技術者試験」や「データベーススペシャリスト試験」は、企業からの認知度が高く、IT系の就職には有利でしょう。
また、「G検定」や「Pythonエンジニア認定試験」などは受験者数も多く知名度が高いため、履歴書に書くと印象を与えやすいです。「どの資格が人気か」「どのような場面で使えるのか」を調べておくことも、判断材料のひとつになるでしょう。
AIの資格取得は専門学校に通いながらがおすすめ
AI資格は独学や通信講座でも取得可能ですが、体系的に学びながら着実にスキルを身につけるなら、専門学校での学習が効果的です。専門学校では、実践的なカリキュラムや資格取得に特化した授業が組まれており、在学中に複数のAI関連資格に挑戦できる環境が整っています。
また、就職や起業といった未来のキャリアに直結する支援も充実しているのが大きな強みです。ここからは、専門学校でAIを学ぶことの3つのメリットを詳しく紹介します。
プログラミング技術や開発スキルを学べる
AI資格の多くは、Pythonなどのプログラミングスキルや開発スキルと密接に関わっています。専門学校では、初心者でも無理なくステップアップできるよう、基礎から丁寧に指導してもらえます。授業では、「E資格」や「Python認定試験」などの出題傾向を意識したカリキュラムが組まれており、実習形式で手を動かしながら学べるのが特徴です。また、機械学習やディープラーニング、データ分析など、現場で求められるスキルをバランスよく習得できるため、将来に向けて強固な土台を築けるでしょう。
企業連携で最前線の技術に触れられる
専門学校では、IT・AI企業と連携した授業やインターンシップを通じて、実際のビジネスで使われているAI技術を学ぶ機会があります。
たとえば、産学連携によるプロジェクト型授業が豊富に用意されていたり、AI技術を活用した商品開発やデータ活用に関わったりすることも可能です。教科書だけでは学べない経験を積むことで、資格取得にとどまらない現場力を身につけられます。これは独学では得られない大きな魅力です。
資格・就職支援を受けられる
専門学校では、資格取得や就職に関する個別サポートが充実しています。AI関連資格に強い講師陣による試験対策授業や模擬テストの実施、学習進捗の管理まで、一人ひとりに寄り添った支援が受けられます。
さらに、国家資格やベンダー資格の取得実績が豊富な学校では、合格までのノウハウが蓄積されています。加えて、就職支援や起業サポート制度も整っており、学びからキャリア形成までをトータルでサポートしてくれる環境が用意されています。
まとめ | AI資格は北海道ハイテクノロジー専門学校で!
AI技術は、今後の社会に欠かせない存在です。その基礎から応用までをしっかり学び、将来の進路やキャリアにつなげるためには、「AI資格」の取得が大きな武器となるでしょう。しかし、資格をただ取るだけでなく、「どう活かすか」「どのように学ぶか」も重要です。
北海道ハイテクノロジー専門学校では、AIやプログラミングを基礎から学べるカリキュラムがあり、E資格やG検定、Python認定など多彩な資格取得が可能です。また、IT企業との連携による実践的なプロジェクト学習も行い、就職支援はもちろんAIを活用した起業支援にも対応しています。
AIエンジニアとして働きたい人も、AIビジネスで起業したい人も、ご自身の未来をしっかり描けます。まずはぜひ、オープンキャンパスや学校説明会に参加して、実際の雰囲気やカリキュラムを体感してみてください。
学科ホームページはこちらから!