
【涙の理由・・・「この国で苦しんでいる人を助けたい!」】
この日は、看護大学と医科大学の学生と教員に講演をさせていただきました。
たくさんの学生や教員が集まっていただきました。
・・・大変、大変恐縮です・・・。
もちろん講演はすべて「英語」です・・・。
私のレベルの低い英語で大変申し訳なく感じながらも、長時間に渡り講演とディカッションを行いました。
皆様は、「目をキラキラさせており、たくさんメモをとっており」大変恐縮でしたね・・・。
私は、学生への講演の最後に『どうして、医療を仕事にしようと思いました?』と質問をしました。
2人の学生が挙手し、前に出て発表してくれました!素晴らしい積極性ですね!!!
2名ともに同じような内容の発表であり、私の心に響きました・・・。
「私たちの国は世界の中でも非常に貧しい国です。ご飯を食べられない人や1人ぼっちの子どもたちがたくさんいます。私も貧しくたくさん辛い思いをしています。しかし、私よりももっと辛く苦しんでいる人がいます。病院にもいけない人もたくさんいます。その人たちのためを私は。差別なく助けたいので医療を仕事にしました。」
素晴らしい思いに感動して、この学生の顔を横からのぞくと、彼女の眼にはたくさんの「涙」があふれていました。
恥ずかしながら、私はすぐに声をかけることができなかった・・・。
この国とは違う文化や環境の中で育った私から、安易な励ましは失礼にあたってしまう・・・。
さらに続けて学生は、
「今日、先生(私)の講演を聞いて、勇気が湧きました。私たちのために日本から来てくれる人がいることがわかり、頑張る気持ちになりました。先生(私)ありがとうございました!」
とびっきりの笑顔で御礼をされた私は、とびっきりの笑顔を返しました!!!
国は違いますが、思いや気持ちは同じなんですよね!
皆様の思いや夢は必ず叶うと思います!応援してます!
学生達の素晴らしい思いに触れることができ、私も勇気をもらった素晴らしい日でした。
さあ~明日も頑張るぞー!!!